作業の成果~転生後初の肉~
宿に帰って来て成果の報告をする3人。
夜になってお腹が空いたのでせっかくだからラヴィの肉を食べちゃおう♪
お味はどうでしょう?
H29/7/10 修正致しました。
「宗太さん終わりましたよ!」
ミリアによるラヴィの解体が終わった…………可愛い笑顔で中々手際の良い解体だったが……初めて見た動物の解体と鮮血に宗太は頭がクラクラしていた。
そんな宗太だが、時間も結構経ってしまい、暗くなるとヤバいので宿へと帰る事にした。
――――空が少し暗くなってきた頃、2人は宿に到着した!
「ふぅ~……やっと着いた…………結構距離があったんだね。さすがに疲れたよ~!」
「着きましたね! そうですかぁ? 確かにちょっと疲れましたけど……まだ全然大丈夫ですよ~」
ミリアちゃんホントに元気そうだ…………若いっていいな。
自分と違い、ルンルンと軽快なステップを踏むミリアを見て脱力した。すると、建物の脇からリュシアが出てきた。
「あら! 2人共お帰りなさい。狩りはどうでした?」
リュシアが笑顔で迎えてくれた。
「最初にしては上々ですね! ……たださすがに、疲れましたね」
「お母さんお母さん!! ソータさんがラヴィを2匹も狩ったんだよ~! それにあたしが解体したの!」
ミリアはもの凄いはしゃぎながら解体したラヴィをリュシアに見せていた。
「まぁこの時間で2匹も取ってきたのね! ソータさんお疲れ様でした! ミリアも頑張ったのね!綺麗に解体出来てるわよ」
「ありがとうございます。実際ミリアちゃんがいなかったらきっと狩るの自体無理でしたよ!!」
「えへへ……そんな事ないよ~!」
ミリアは謙遜しているが、とても嬉しそうに笑っている。
「リュシアさんの方はどうですか?」
宗太はリュシアの方はどうなっているのかが気になっていた。
「私はさっき作業が終わって、ちょうど少し休んでる所でしたよ。一応収穫の早いものを数種類植えましたので、後でご説明しますね!」
「そうですか!リュシアさんもお疲れ様でした。とりあえず中に入りましょうか!」
とりあえず早く座りたい…………こんなに歩いたのいつぶりだろう……。
宗太達は食堂に移動し、椅子に腰かけた。
「とりあえず細かい話は食事を食べてからにしましょう! それでなんですが……せっかくなので狩ってきたラヴィを食べようと思うんですが…………どうですか?」
「えっいいんですか? せっかく入手した食料を私達なんかと食べちゃって! 私達は全然嬉しいんですが…………」
「私食べた~い…………です……」
「まぁ……初めて狩りが成功した訳ですし、記念にみんなで食べたいと思いまして!! それでですね~……リュシアさんもお疲れの所に申し訳ないんですが……調理をお願いできますか?」
こういうのはケチらずに、みんなで食べた方が美味しいし、ついでにリュシアさんの料理の腕前も見ておきたいから一石二鳥だと思うんだよね!
「もっもちろんです! むしろいいお肉を食べさせていただけますし、それ位させて下さい!! じゃあお腹も空いてしてますし、すぐに調理しますね」
そう言ってリュシアはラヴィの肉を持ってキッチンに向かった。すると、ミリアも立ち上がってリュシアの後を追った。
「私もお手伝いする~!」
ミリアちゃんは自分から手伝いをしに行くなんていい子だなぁ。
宗太はキッチンに入っていくミリアを関心して見送ったが、キッチンから聞こえた声を聞いて脱力するのであった。
「あらミリア…………つまみ食いはさせないわよ!」
……そう言う事か…………前はよくしてたんだろうなぁ。
少し待っているとキッチンからいい匂いがしてきた。
なんか肉の焼ける匂いに醤油っぽい匂いがする………………醤油!? なんで醤油の匂いがするんだ?
宗太が醤油っぽい匂いにビックリしていると、キッチンから2人が料理を持って出てきた。
「お待たせしました。出来ましたよ~!」
「ソータさん、とっても美味しそうだよ~! 早く食べよ~…………です」
「凄いいい匂いですね! ちょっと聞きたい事がありましたが……やっぱり先に食べましょう!! あとミリアちゃん…………無理にですって言わなくて大丈夫だよ!」
リュシアは疑問の顔をし、ミリアはえへへっと笑いながら誤魔化していた。
ラヴィの肉料理がテーブルに置かれたので宗太も鞄から出したパンと水をテーブルに並べた。
今すぐ食べたいが我慢して3人で手を合わせて……。
「「「いただきます!!」」」
そして、3人はワイワイとしながら食べ出した!
宗太は笑顔で自分の仕留めたラヴィの料理を食べてみた。
「――――っ!!!! めっちゃ旨い!! もっとクセがあるかと思ったけど、全然食べやすい!」
昔食べた結構高めの店で食べた料理に味が似てるな! リュシアさんの料理の腕前も申し分無い。……新しい人生ではあまり食には期待してなかったけど……これならこれからが楽しみだぞ!!
「やっぱりラヴィのお肉は美味しいですね!!」
「美味しい~!! もっといっぱい食べたい!」
そこから3人で一気に料理を食べ尽くした。
「ふぅ~食べたなぁ…………やっぱり肉を食べるとお腹もいっぱいになりますね! リュシアさんごちそうさまでした。調理ありがとうございます! とても美味しかったですよ!!」
「本当ですね! お肉なんて久しぶりに食べたので……つい食べ過ぎちゃいました! いえいえ、ソータさんが取ってきた物ですから……こちらこそごちそうさまでした。そう言って貰えて嬉しいです」
リュシアが照れているのか、ちょっと顔を赤くしていた!
「私も凄い美味しかった~!! ごちそうさまでした! ソータさんとお母さん、ありがとう~!」
そうして初の獲物を堪能した3人は、そのまま食堂でくつろぐのであった。
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