崩壊した世界
虫って踏んずければ簡単に死ぬけど、人間と同じ位の大きさだったらめっちゃ強いんだって!
子供の時に良く図鑑に書いてあったよね
でも、実際に大きくなるとは思わなかったよ
東京の街に多くの人喰虫が放たれてから二十年が経った。一億を超える人口も多分二十万人を切った。
奴らは人間を探知する事が出来るせいで人間が隠れていても見つけて喰らいつく。
あの日から二十年、今人間は各地にある核シェルターで暮らしているが、毎年どこかの核シェルターが人喰虫によって壊滅している。
今、俺が暮らして居るのは『NS595』日本各地にある核シェルターの一つを使って生活している。この核シェルターには五百人ほど住んでいて、あの日の惨劇を知っている者は半分程、残りはこのシェルター内で生まれ育った子供達。
一番近くのシェルターは『NS492』だったが半年程前から連絡が取れなくなった。おそらく壊滅したと思われる。
今、俺達はゆっくり死滅するのを待つしかないようだ
皆そう思っていた
「ねえ!何ぼけっとしてんのよ!今日は私達の初出撃なんだからシャキッとする!」
「なんだよ…人が深刻な悩み事をしてたのにさー」
こいつらが来るでは
彼女は波野 翠
後ろに纏めた長く白い髪、血の様に赤い瞳という少し珍しい容姿をしている
まあ、珍しい容姿は他の二人にも言えるけど
「で、何の様?」
「今日は初出撃なんだから!早く布団から出る!」
「あのね、出撃は明日でしょ」
「はぁ!?今日何日?」
「6/25だよ。」
あんた昨日「明日は出撃前祝いだー」ってはしゃいでたろーが
「ほぇ?…あ、あー、えっとー」
「あ、わざとか?」
「え?そ、そうよ!わざとよ!わざと司令官を騙してびっくりさせようとしただけよ!」
「あー、そーか、一瞬だまされたわー」
「あんた馬鹿にしてるでしょ!」
あと、この娘は少しドジッ娘だったりする。
「おー!やっとお目覚めが我らがレイ隊長!」
「ますたーおそいー」
で、今俺の部屋に入ってきたのは茜と黒羽
俺の事をレイ隊長と呼んだのが白雲 茜
男勝りで元気が良いというかおっさん臭い性格で、女らしい点はその真っ赤な長髪と
豊満ボディしか無いんじゃないのか
その茜に肩車されてぽーっとしているのが常磐 黒羽
身長は二人の三分の二程しかなくあんまり喋らない、幼女。
ちっちゃい娘可愛い
紫色の髪の毛でアホ毛がたまにピコピコする
どんな仕組みなんだろう
「あのな、強制はしないが司令官、レイ隊長、マスターってどれか固定してくれないか?」
「嫌よ!司令官は司令官なの!」
「えっと、外への出撃が始まったら役職は作戦指揮になるけど」
「役職の話じゃない!司令官は司令官なの!」
学生時代の委員長は同窓会でも委員長って呼ばれるようなもんかな?
「私も嫌だぜ、レイ隊長以外の呼び方は違和感がある」
「ますたーはますたー」
「そうかいそうかい、ならばかまわないけどさ」
そんな俺は山神 レイ(やまがみ れい)
何で俺がこんな女子に囲まれているかというと
次回へ続く
よっしゃ処女作頑張ります