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歌詞集

プラテネス

作者: 朝永有

どの話から始めようかな

話題になっていないことは

覚えているようでどうやら

どこかに置き忘れてる


ここは一体どこなんだろう

景色はそんな変わってないのに

気になって足下を見てみれば

履いていた靴は汚れていた


遠くまで来たのかな僕らは

分かれ道も今は同じ道

そしてここからはまた

それぞれの先へ進んでいくんだ


踏み出すこの歩みが

打ち出す音は高らかに

流れる雲の彼方へと

彩られて旅を始めた


この話は何回目だったかな

飽きもせずに繰り返しては

少しばかりの飾りをつけて

その輝きは増していく


いくつもの夜を越えた僕ら

目覚めたくない日もあった

それでもここまで来たんだよって

汚れた靴が歌っている


振り返ればこれまで

置いてきた物語が光る

その暖かさに触れたら

前を見る勇気に変わる


散々迷いながら

この場所まで歩いてきた

これからも迷いながら

進んでいくのだろう


踏み出すこの歩みが

打ち出す音は高らかに

流れる雲の彼方へと

彩られて旅を始める


汚れた靴と共に

新しい物語を連れて

いつか出会えたなら

また何か話でもしよう

読んでいただき、ありがとうございました。

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