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聖女が幸せになるルートを選択したら何故か、俺が迎える筈のバットエンドが消し飛んだ  作者: 星雷はやと@『論破してみたら~』4月10日発売!


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第一話 報告

 


「王太子殿下、ご報告いたします……」


 緊張が支配する謁見の間。俺の目の前には3人の男女が跪いている。鎧を身に纏う騎士である、ジェームズが重々しく口を開いた。


「その……聖女ジュリア様は、魔物との戦闘でお亡くなりになられました」


 その報告を耳にし、俺は『嗚呼、やはりな』と一人納得する。送り出した時には4人居たメンバーが、帰還時では1人欠いているのだ。その人物がどうなったかは、明白である。


「魔族たちは、我々の話も聞かずに突然攻撃をしてきました。聖女様は我々を逃がす為に、自ら残られて……」

「私たちも共に戦うと、申し上げたのですが……。殿下に、戦況の報告をするようにと託されました……」


 パーティーリーダーである、ジェームズが発言したことにより他2名も報告をする。弓使いのパルスと、魔法使いのリンジーだ。3人とも、苦悶の表情である。


「聖女ジュリア様を失うという痛手……申し訳ございません。しかし! 王国騎士団と魔術師団の総力戦を上げて、魔族たちを根絶やしにしましょう!! 聖女様もそれを望んでおいでです!!」


 痛いほどの静寂を破り、ジェームズが魔族との全面戦争を提案する。聖女ジュリアを含めた4人を送り出したのは、魔族との和平交渉の為だ。しかしそれは、聖女ジュリアが欠けたことにより絶望的な状況になった。


「……そうか、報告ご苦労。皆、疲れただろう。ゆっくり休んでくれ」


 俺はジェームズたちに労いの言葉をかけると、謁見の間を後にした。



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