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水屋詩集  作者: 水屋 燈
9/40

裏切り / うた

「裏切り」



朝を追い

夜の深呼吸をして

暗闇に融けよう

真っ当に生きて

明日を殺し

見えないものを失う

僕を、呼んでよ、兄弟

ねえ何故



「うた」



明日をいきる、君たちへ

潰えるためのいのちをあげよう

朝空の星よ

山が沈んでいく日

睡った人々の中、一人を待つ

枯れ木に電飾を(とも)して

道標のないわたし達から


あすの朝日をねがう、子どもたちへ

うつくしいものを探しにおいで

僕はもういいよ

ほら青空(そら)を見よう

瞼閉じるのは、君の仕事だ

そこにただ咲いていた花の名前をおしえて

うばわれたわたし達から


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