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水屋詩集  作者: 水屋 燈
39/40

満ち足りた生活

ああ、あ、

あ、

ああ、

そうやって苦しんでみせて、おれは

一切、くるしくないのだ

なにも、なにも、

のぞむことを棄てた日から

なにも、くるしくはない

まいにち飯を食える

親しいひとがそばにいる

それでいいじゃないか

だからもう、なにも、

あがかなく

足掻かなくたって、いいじゃないか

死にたいと思ったら死ぬ

それで、いいじゃないか

そらのきれいなこと、

ひとのやさしいこと、

分っているので

もう、

のぞむことをやめたい


期待されなく、

おれは、偏見も、悪口も、他人の云う事、すべて、

無視して、

なにものぞまなかったことにしたいのだ

おれはこの生活で満足だ

ああ、あ、

あ、

ときおり自分を裏切って涙が流れる

この生活でいいのだ

これ以上をのぞむな

おれは、

毎日をあきらめたのだ

夢を、あきらめたのだ

おれをあきらめたのだ

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