37/40
現実性
7月8日に短編として上げたものです
だれかがしあわせになったり
ふしあわせになったり
僕は今日も母に言う、
学校で起こったことのすべて
日常のすべて
きっと僕のような個人主義が、社会を壊しているんだろう
今日は僕にとっての幸せで
明日は僕にとっての不幸
君は今日も明日も辛いと言う
僕のような人間、
君のような人間、
僕は今でも日本を知らない
それでも、成人する
長生きをしてしまう
今は美しい
今だけだ
そうか、
きっと僕は批判されるべきだ
ぼんやり、黙って、
話すべきときに、文章を喋ればいいのだ
紙に4,5文字書けばいいのだ
きっと何も持っていないのだから
現実性を、僕は帯びていないのだから




