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この季節を恋って呼ぶことにしよう
君に見つかりたい
つんとした
雨が落ちてたんだ
蛙が跳ねて
カタツムリが這っていた
君は、きっと知らないだろうからさ
この季節は色のついた雹が降るってこと、
つんとした
風情のない
隙間風が吹いてくるってこと、
いっそ君に笑われてみたい
こんな入道雲はもう見れないんだから
こんな花火はもう見れないんだから
君が見つけてほしい
君の笑った顔が綺麗だったからさ
あと数時間で無くなるものを
あと数ヶ月で消えちゃうものを
君に言ってしまいたい
もう理由はなんだって良いんだから
一時の気の迷いのことを、君が知ってよ




