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水屋詩集  作者: 水屋 燈
30/40

僕の幸せ


世界を恨みたくなったんだ

とてつもなくなにかが怖いから

分からないことが怖いから

分かっていても怖いから

自分の周りの良い人たちが生きてればそれで良いって

セカイを救うヒーローになりたかった頃の僕に言ってやれ


寒い日に温かいものが食べれたら幸せだ

笑い合って夜を明かせたら幸せだ

朝起きたら君からのいいねリプライ

推しの配信見てたら昇ってた朝日

良いことあった?リアルタイム更新

顔も名前も知らないけど、数十年の信頼は嘘じゃない


冬は終わったはずだったじゃないか

常に寒気がする

世界が嫌いだ

世界が嫌いだ

いつもなにかがなにかと争っている

幸せになりたいなら

幸せでいたいなら

きっと僕は何も見なくなる

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