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ゲームオーバー
ねえ、ねえ!
僕の声をきいて
もう何でもない
僕の声をきいて
諦めてしまった
ここで
何にもなかった。そんなフリをして、
『嗚呼!可哀相!』
君に手を
しかし、どれも、どれも、偽りだ。
君は許さない
けどね、自分の足で歩かなくちゃ
『無駄』
そうやって、また
必死になって、大変そうに
『嗚呼!お気の毒サマ!』
残念、君は、助からない
どうか足掻いてろよ
奴らはそこにいたんだって?
ルールは無くしたんだ
『無駄』
そうやって、今日も過ごすんだろ
安らぎ、それは僕に対する裏切りだろう
だから、君は