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水屋詩集  作者: 水屋 燈
28/40

当惑

知らない、ことに目を瞑る

自分自身の日常でさえ精一杯だ

そうやってどんなことも忘れてきたんだ

自分自身の生活に必死なんだ

そして今日も朝一片のパンを食べる

言い訳の感性だけ磨かれてしまった


感情が消えていく

そういう毎日で

誰かが死んでいる

今日が信じられない

怒りさえ悲しみさえ何もない

自分が信じられない


生きている、ことがどんなものか

死んでしまうことがどんなものか

共感できない自分にだって

わかるはずだ

怒りがあるはずだ

正義はあるはずだ

なのに、

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