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水屋詩集  作者: 水屋 燈
27/40

知った


やってはいけないことに

母は子の目を隠した。

黙っていた。

どれだけ耳を塞いだって、

怒声は聞こえるのに

泣き声は聞こえたのに

さも、世界の異常のように、

僕らだけの秘密で、

僕らだけの罪のように、

年を重ねれば分かることを

人が出来もしなかったことを

必死に大人は隠していた


いつだって人は笑っている

幸か不幸か

他人事みたいに笑っていた

事実いつかは死んでしまう

二千年か四十万年だったか知らないが

普通はほとんど百年も無い

だから隠し事をしたんだ、

触れちゃいけないことにしたんだ。

どっちが偉いかなんて今更聞かないよ

僕らも大人になるから

正義は全員を悪者にするから

一言も言わずに生きていくよ

みんなが墓場まで持って行くから

今も幽霊はそこにいるんだ


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