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水屋詩集  作者: 水屋 燈
26/40

無心

僕は怒ることが嫌いです。

また、泣くことが嫌いです。

何かの代表となって発表をしたり、

僕自身の意見を仲間内で話すことすら、

嫌いです。

批判が嫌いです。

暴言が嫌いです。

暴力や理不尽が嫌いです。

陰口が嫌いです。

声を上げて笑うことが苦手です。

声の大きい人が苦手です。

スキンシップの激しい人が苦手です。

何もされたくないので、

何もしたくないのですが、

それは非難されます。

だから今日もそれらしく生きています。


僕は同調が得意です。

何かを好きになれます。

知らない世界を理解したり、

たった一人の誰かの意見を、

僕は聴きます。

人並みに生きています。

月並みのことしか言いません。

ただ怯えています。

人間が怖いです。

僕は僕が怖いです。

けれど自分は好きでいなくてはいけません。

なので僕は善人のフリをします。

いつか誰かが知らず僕を殺したら、

僕には何も出来ません。

いつか誰かが僕の弱さを見つけたら、

僕は生きてはいけません。

だから何もないように生きています。

何もなかったことにしています。

これからも、僕はそうやって生きていきます。

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