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水屋詩集  作者: 水屋 燈
22/40

今日の静かな声明


落とした一言の意味の為に、

生きている

生まれてから僅か何年の人生の為に、

生ける花を探している

どうか私に似合う名前をください。

どんな人間と思われたって、もう構いません。

ただ私になりたい

真っ当な人間になれ、なんて、もう言わないで下さい。

私だって私なりの希望がある

ただ這いつくばってるワケじゃないんだ


いつからか言い訳の為に、

生きていた

生まれてから僅か何年の間に、

嘘というものを覚えていた

自分自身の顔すら分からないんです。

私が狼でも人間でも、何だって良いんです。

それが私なら、

世間の偏見なんて、もう押し付けないで下さい。

私だって私なりの人生がある

ただ生かされていたワケじゃないんだ




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