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無味無臭な夜の時間
正月だけでもこたつが欲しかった
夏にはかき氷を食べたけど一回っきりだった
みかんでも食べよ
とりあえず死んだように健康的に眠ってみよう
毛布でも持ってきて
布団の中がどれだけ良い場所か、
次の四月にはきっとなんとかなってる
そう信じてまあまあなあなあで生きている
ほんとは何も口に入らないんだ
とりあえずそういうふうに
自分の失態を隠すために
過ぎた時間を理解しないために
君はどう思う?
僕は怠惰に死んでいくだけだけど
君はどう思う
それっぽいことでなんとか生きていたいだけ
でもこれでも大人になれそうだよね
明日の朝にはきっと、誰かが僕の首をそっと絞め殺してくれているはずだから
今夜26時までには全部済んでる
だから今日も首を締める真似だけしている
なにもかもが嫌だ
誰かから嫌われているんだろう
そういう被害妄想か願望か
脳内で答える君の答えはいつもひどいね
これでも大人になっていっているんだ




