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水屋詩集  作者: 水屋 燈
15/40

欠落


かなしいから傘をさそう

私のために

私のこころのために


どうしてこうも、ぼくは苦しんでいるんだろう

数字上の問題か、存在しない記憶が

ぼくの空白の時間を灰色に塗る

ページは無駄に終わり、

誰かのため息でぼくは傷つく

なにがあるんだろう

これ以上の人生に

あなたのいない人生に


価値や意味の値札を剥がして、

ただそれだけでいたかったのに

心臓は幾度となく刺され、

空想(ゆめ)ばかりのぼくを殺して

数字上の問題が、

ぼくの社会不適正

いつも誰かが怖くて、

だから逃げたのにね


生まれたとて、生きる能力は平等じゃない

愛してとは言わない

ただ、一人で歩ける足がほしい

それで人生は生きれるはずなんだ

あなたがいなくったって、


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