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水屋詩集  作者: 水屋 燈
12/40

school

生命を

生命を

生命を

運命として

筆箱の中で死んだ


あの日の金魚


教科書と水槽

学校は模範囚の集合

生きるということ、

泳ぎつづけること。

名付けられた葉

蛸は死んだのか?


何度も書いた

何度も消した

その度自分を恥じた

声が詩を読めば

心臓が痛んだ

そのたび自分を恥じた


誰も知らないとこ

夢も死なない場所

汚れた悲しみに

眠り、雪ふりつもる

お前は歌うな

お前は歌うな

そんな言葉、


水槽の中

生きている魚

なあ覚えているか

破れたノート

あの日のこと


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