表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
水屋詩集  作者: 水屋 燈
10/40

夢という薬


現実いま何時くらい?

OD(オーバードーズ)から戻れない

私はいったい何なんだい


アンノンを騙し騙し

いくらかマシになってきただろうか

錠剤はいくらあっても足りやしない

存在の不安に苛まれて

人生を捨てるだけの価値を探す

過去まで生きては夢を探させ

明日にはすべてが忘れ去られる


脳内駆け巡る興奮は 鈍く悲しい塊は

いつしか鋭利な恐れになって、

自分勝手に酔ったって

どうか許してください

錠剤何回目の生命

空に飛び上がっては落下し

また誰かが転生を阻み、


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ