表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
今夜は彼女の月明り  作者: 弍込大根
一章 月は人間のことが知りたいんです!
5/6

一章 4 押入れまんじゅう

なぜ朝までゲームができたのか。それは次の日が日曜日だからだ。

日曜日。そう。それは学生にとっては一週間で一番好きな日であろう。

そんな日をこんな可愛い子と過ごせるなんて何て今日はいい日なのだろう。


と、思っていたがよく考えると月の精霊なのだから朝になったらそりゃ寝るわな。明らかにぐっすり言っていますわ。

寝顔を見つめていると誰かが訪問してきたのかチャイムが鳴った。

思い出してしまった。この時間帯。幼馴染みが来るんだ…。どうしようかな月の精霊。


「おはよ〜。あれ?押入れの前で屈んでどうしたの?」


「いや。ちょっとそろそろ整理をしようかなと。」


「手伝ってあげる。」


「いい。いい。いい。いい!」


「どうしたの?隠し事?」


「いやーほら自分でも片付けられるようにならなきゃなーってね。」


「ふーん。」


俺の幼馴染みは疑うような目をしていた。危なかった〜。とっさに中に押し込んだけどよく起きないな…。


これから幼馴染みから押入れの中を隠し通す戦いがひっそりと始まったのだ。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ