序章~始まり~4
吐き気をもようして何度も床に吐いた。
数えられない程に吐いたので内容物はもう液体しか出なかったけど。
うんんん吐いて気持ちは軽くなりました。
ではもう一度。
どうして、あんな状況だったかな。
取り敢えずは座れる場所を見つけたし身体を休めながら思い出そうかな。と。
ううん。どうしてあんな事になったのでしょうかね。
そう確か面倒な行事と化した追いかけ。あれを継続させるのは無駄な時間の浪費にしからならいと考えて最期は捕まるように不自然なく細工して仕掛けたんだよね。
それで終わると。
思って、いたんだけど。
此れまでより想定外の裏切りだよね。
寂しく乾いた笑いが意識外で出ていましたよ。
あの時の裏切りの顔。
あ、何か今更に腹が立ってきたかも。
急心下降。
落ち着いたかな。
ふう。思い出そう。
そう事の発端。
始まりは。
埒外も甚だしい最悪の締結。
事後承諾という形にて知らされた事。
それはある秘匿されていた空間で要人を集めて話し合われた守秘会議。
という会合。
談合とも言うのでしょうか。
ふふ。取り敢えずですが、この空間に時間的な概念はないとか。
僕以外が公表することに合意した事に成っています。と後で様々な事と一緒に知らされた繋がりとか関係なく全てに悪意を振り撒く一つの合意。
「どの様な経緯であれ、だ。全ての向かう先へと発散となるなら仕方なし。アレには従順にして飲み込んでもらうしかないな。」
「それは何を置いても確実に呑ませよ。ということで宜しいのですか。」
「そうだ。何がなにを持ってしても、どう覆そうという気概さえ削ぐようにだ。」
「それは大変だ。」
「なに。幸いなれだ。今年も開催するのであろう。であれば破格の商品を用意するまで。昨年より豪勢とは、行かないが。同等に色を少し付ける程度は用意できよう。」
「その辺りは用意出来るでしょう。しかし少し価値を上げましょう。」
「何をする。」
「ええ。上への確約を。」
「ハハッは。それは大きく。まあ若すぎる入った者達限定とはいえ若すぎる芽は躍起になって追いかけよう。さてアレが気づいたとて我々は交わる地点へと向かえればそれで良い。何を置いてもあの方を迎えるには早いが。どうにかなろう。」
「成りはしますが、油断なさると足を取られますのでお気を付けください。」
「この場の全員が解っている。去年の二の舞いは此方としても御免被る。」
「ですが。何かの切っ掛けと言うものがありますので。何度も申し上げます。皆々様。お気を付け下さいませ。では進めましょうか。」
という本人の預かり知らない場所で話し合われたらしくて、殺意と悪意と戦意が加速します。
と脇に置いといて。
全会一致で採択された決まり。
後々に知らされたから拒絶しても意味はなくて。
裏切りと更なる悪意を持って降りかかる害悪を書面にて渡され僕は、笑い過ぎて命を落とし損ないました。
危ないな本当に。
そして楽しいな面倒で。
でも。
覆すには遅すぎたよね。
それに誰かは笑っていたのかな。
そうして追いかけは時間を然程掛けないように捕まり、これでも精一杯の虚勢と怒号を張り付けて声を張り上げてました。で行き先が公衆の面前とやらへ連行。の間に衣服全てを剥ぎ取られ、で枷を嵌められ拘束されながら到着と同時に押し出され冷めた侮辱の目を向けられてました。
うん。
そうまでしたいのかな。何かを。
それで、捕まえた者達の中で誰が手に入れるのか。
そう、授業の免除とか諸々ね。
まさかだよ。
権利の分配も禁じてたよね。
でさ本当に徒党を組んで僕を捕獲しようとか考えていたなんてなぁ。
あの規則はどう考えても徒党を組ませないようにしてたよね。
個々の能力を測るためかも知れないけれど。
そうか。子弟とやらなのかな。
その親が莫大な金を掴ませたのかもしれないですね。
それで最後は誰だったかなぁ。
あぁ。そうかアレだ。名前は知りませんけど。何か凄い有名らしい生徒だったかな。
それの関係者だったかと。
何かまるで世界に約束されたかのようで誰も文句を言わず。反論もなく。速やかにその場所で手続が進んだのでした。
僕の目の前で。
手続きが終わり直後に近づいてきて耳元で何か言っていたような。
うん。
お礼だったかな。
それと一緒に何かを渡された様な。
気の所為かな。
何か記憶違いがあるような。
そのまま僕は野晒しで半日その場で固定と言う名の地面へ縫い付けられて全裸を様々な媒体を用いて世界に拡散されてました。
人として終わらせる気ですよね。
酷い。
日が落ちて暫くすると派手な衣装を身に纏った数人が固定を外して薄い衣装を寄越して着替えるよう促して着ると、手を更に枷で嵌められ目隠しをされて口に硬い物を噛まされ連行されました。
それで僕は何かの施設に連れられ色々な検査を受けてまた別の衣服に着替えさせられ。数日は軟禁とやらに。
で最後に秘匿されていた場所とやらへ移送して監禁されて更に重ねる事数日を過ごす事となったのです。
その期間の中で締結と継続。それらに関わる議事録等を含めて渡されたので暇を持て余していたので退屈しのぎで読み進め。
そして条件を付随した依頼が渡されたのです。
そう。それが今回の。
始まりの依頼。
それに繋がる一通の情報。
これは最悪に最低な依頼だったかなと。
今に思えば回りくどいと思うかも。
思わんな。
でも今、思い出したら怒りを発散させたい気分です。
あぁ。まだまだ時間が掛かりそうですね。
暫くは経緯を思い出す事に集中としましょうか。




