一章〜 〜1
今はまだ何ができるかは分からないけど。やるからにはやるよ絶対に。
さあ始めよう。
全てが希望に溢れてる。何もかもが光輝いているよ。
自分の力が万能絶対と疑いもしないで突き進む。
アレもこれも可能にして不可能といわれたなら練習を重ねて最後は実現させて世界から祝福されて歩んでいるんだ。
この核心は絶対で揺らがない。
揺れる理由もない。
だから進むよ。何処までも。
妨害も策略も関係ない。世界から祝福されて遠い存在と懸け離れた世界で生きている。
その実感は確実として目の前に現れてる。
目に止まる全てが認めた技術を世界へ解き放って。
世界を変えていく替えていく。変わっていく。代えられていくんだ。
さあ進もう考えて思い描いた世界攻略を。
再びの進むさきの更に先へと向かうために。まだ見ない先の果てへ。
何ができるかは分からないけど。やるにはやるよ。絶対に。
じゃあ始めよう。
あれから何年経って自分の望む果ての一旦ではなく。いったんを見たよ。
一つが二つに。拙いけれど二つは更に増えて幾つもの集まりを作って小さな何かが生まれていく。
少しすれば成長して世界に認められて。また少し経ったら世界が無視できない存在に成っていったんだ。
そうして最後は新たな一つとして発展しまだまだ終わらない話が出来ていくよ。
再現。なんて無い。
在るのは無数の願い。
さあ始めようよ。新たな時代の夜明けさ。
阻むなら容赦しない徹底的だよ。
今後一切の猶予も与えない全てを平らにするんだ。皆が方向を同じにすれば無駄な時間は要らないのさ。
終わりが幸せなら過程なんて幾らでも繋ぎ合わせてあげるよ。
それがどんなに歪でも。
どんなに楽しくてもね。
さぁ始まりの糧を。
休息の水を。
終の墓標を。
世界に刻もう。
重なる想いを思い起こして進めよう。
止まるなんて事は冒涜だ。
進むからこそ意味があるんだ。
そうさ。行くんだ果ての先まで。
自分の始めた目的は何だったんだろう。
目の前に広がるのは何かの最後の地点。
目的の達成なんだろう。
でも。有り得ないし可怪しいんだ。
何を目標にいたんだろう。
もう何かが判らなくなっていた。
考えが至る前に霧散していく。
嫌だと思った直後に霧散して霧消する。
自分が分からなくなって。
なっていて。
至るんだ。
世界の何かに。
世界に成り代わって主となるため更に手を尽くしに尽くして余りある。さぁ。進もう。向う先は世界の制定。
世界の平和を手にするために進み続けるんだ。
やりきった。
全てを手にして全てを支配して。
全てを平定したんだよ。
そうして最後は恒久で絶対な世界を完成させたんだ。
その。
筈なんだ。