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同期の美少女vtuberが隣の席にいるんだけど⁉  作者: ミンミンミン
ライブ編
7/16

痴漢から助けたのが美女だった件について

遅刻


 やばいやばい。遅刻だ遅刻!僕は必死に走り、教室に入る。教室に入るともう3時間目が終わり、休み時間となっていた。

僕はそのまま自分の机に荷物を置き、ふっと一息つく。すると、隣に座り、本を読んでいた七宮が、


「あ、源くん!今有名人だよ!」


と言いながら自分のケータイを見せてくる。画面には1人の高校生が大男を投げ倒す動画が再生されていた。


「これは?」


「源くん今日痴漢を捕まえたでしょ?」


「なぜそれを……」


「その時の動画がSNSにアップされて今「痴漢を捕まえたイケメン高校生」ってことでトレンドに上がってたのよ。」


思えば周りから視線を感じる気がする。

その時、内田が話しかけてきた。


「お、源。お前有名人だよ!あと、お前が助けた子さあ、」


そう言いながら内田は後ろから1人の女性をだす。

その女性は身長が155センチくらいで、メガネをかけており、髪は肩に少しかかるくらいの長さで毛先は少し曲がっている。そして、服の上からでもわかるくらいスタイルがいい。

挿絵(By みてみん)

その子は僕の方に目を向けると、


「さっきはありがとうございました。私は小鳥遊桃と言います。」


「どういたしまして。僕は海野源といいます。」


一通り自己紹介を終えると、「お礼がしたいからLINE繋いで欲しいです。」と言われ、ラインを繋いだ。

いいことをするのは気持ちいなあ。

だがこの時僕は知らなかった。彼女のヤバさを。


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