初依頼・森林警備隊1
今回から探偵事務所編、本格的に始動です!
翌日、早速事務所に出勤すると、僕は月詠に車を出してくれと頼まれる。
「今日は早速外で仕事なんですか?花道社長。」
車を運転しながら聞く。すると、つくよはめっちゃ嬉しそうに、
「そうね。今日は珍しく依頼が来てね……」
「どんな依頼なの?」
「なんか森で警備員をやってほしいだとかで……」
「なるほど……」
うーん、怪しい。
「それでね!給料がとってもよくてね!これ見て!」
「すまん……今運転中……」
契約書を急に目の前に出され、一瞬手元が狂いそうになる。すると、つくよは少し申し訳なさそうに、
「んんっ、ごめん。私としたことが。とにかく、日給80万らしくて……」
「うん。引き返そうか。」
「なんで?給料いいのよ?」
「考えてみて。それ絶対裏バイトじゃない?裏バイトはやめた方がいいよ。」
裏バイトは普通に危ない。
「なんで?」
「裏バイトってのは基本的に怪異が絡んでることが多いんだよ。」
「怪異?」
「お化けみたいな感じ?」
すると、つくよは腕を組んで自信満々そうに、
「なるほど。いけるわ。」
「うん、なんで?」
「私、お化けとか信じてないから。それに私にはどうしてもお金が必要なのよ。」
少しつくよの顔が曇る。
「借金でもあるの?」
「まあ……海野くんには今度話すわ……」
なんか深い理由がありそうだな。
「なんか意味深だな。それじゃあ行く?仕事。」
「いいの?」
「その代わり、仕事中に何か変なものを見つけたりとかしたら触らないこと、それと、あんまり僕から離れないこと、そしてもし最悪の事態になったら全てを置いて逃げる。いいね?」
「いいけど……」
「それじゃあ行こうか。、ちょっと家戻ってからでいい?」
「そうね!初仕事頑張りましょう!」
読んで下さりありがとうございます。




