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いつもの日常

どうも始めまして、物書き初挑戦です。

語彙に乏しく御見苦しい点が多々あると思いますが

やってみたい一心で今回小説家になろうさんで投稿ました。

何かの縁で見ていただいた方、どうか生暖かい目でご覧下さい。

 本日は晴天なり。

 家の窓から見る風景は春爛漫、桜並木が美しく、薫りが気持ち良い季節。

 (この季節辛い人もいるだろうけど)


「行ってきまーす」


 中学を卒業して地元の高校に無事入学することになった俺、朝霞あさか あつし

 新しい環境に胸躍らせて意気揚々と登校・・・・・・ではない。

 別に義務教育終えても高校ぐらいは行っておかないとな、ぐらいにしか思ってないので今までと何も変わってない、周りの奴らも皆高校ぐらいは行くじゃない? って、そんなもんだよ。

 だるいわけじゃないけど、入学式を終わらせてゲーセンにでも行きたいと考えている、いつも通りだ。


 何事もなく学校についた、この高校を選んだ理由は徒歩で通えるからだ、安直な考えだと自分でも思う。

 周りには見知らぬ生徒がいっぱい居る、自分のクラスに入って自分の席に着く、すると。


「よーっ 篤!」


 と肩をポンッと叩き軽い挨拶をしてきた生徒がいた、木葉このは ひとし俺の幼馴染で友人であり、親友だ。


「同じクラスで席も近いぞ! やったな!」


 俺の席は何故か列の真ん中一番後ろ、その前が仁だ、名前順では絶対無いので多分誕生日順かな? 二人とも結構近いし、まぁいいや。


「篤ー、最近さ―――」


 なんてお互い気の知れた仲、新しい環境に放り込まれてもいつもどおりにしている、仁も近いからという理由でこの学校にした、似たもの同士なんだよな最近つくづくそう思う。


「―――んで隣町から帰る途中の電車でスッゲー美人が居てさ、場違いすぎて落ち着かなかったよ」

「美人なんて気にするなよ、所詮人間には変わりないんだ、芋や豚だと思え」

「いやそこまでは考えられねぇよ、お前だってその場に居たら落ち着かなくなるって!」

「・・・・・・そうかもな」


 お互い笑いながら話をして新しい学校、新しいクラスで和気藹々としていた、この分ならこれからの高校生活も問題なく過ごせるな。


 仁と話しをしていると廊下の方をやけに見ている生徒が多いことに気付いた、なにやら話しをしている生徒に聞き耳をたててみた。


「スッゲー美人、何処のクラスだろうな」

「隣に居る子も可愛いー!」

「あの子カッコいい、どこかの執事みたい」


 微かに嫌な予感がよぎる、そんな噂されるような人物とは一緒のクラスになりたくない、騒がしくなるに決まってるからだ、俺は雑踏に紛れて恙無く日常を送りたいのだよ。


「篤どうした? 外見てたそがれて」


 仁の言葉に続いて聞こえてきた声が。


「あ!ひなちゃん!このクラスだよ!」


 俺は昔のゲームで野球のピッチャーがホームランを打たれた時のようなポーズを机に座りながらとった。

 顔を向けると、長い髪に育ちの良さそうな顔立ち、お嬢様って感じの女子を先頭に、ややおっとりした顔でスタイル抜群の女子と、小柄でキリッとした顔立ちの男子が両サイドに居た、ほんとどこのお嬢様だよ・・・・・・


「やっ ヤバイ、篤 アレだよアレ! 電車に居た美人!」

「何?・・・・・・んー確かにアレと一緒に居ると居心地悪そうだな」


 失言だった、言った時はすでに遅かった、聞こえていたらしくたまたまお嬢様方と目線があってしまったのだ。


「何か御用ですか」


 そういうのは傍らの小柄の男子、ナイト風なのか実際そうなのか分からないけど、鋭い視線をこちらに向けてきた。


「いや! 綺麗な人たちだなーと思いましてー!」


 なんか畏まって言い訳がましかったが、あちらはさほど気にしていないようで。


「さくま、そんなつんけんしちゃダメだよ」


 おっとりした方の女子が宥めてくれている。


「・・・・・・あんまりジロジロ見ないで下さい」


 そういって男子は引き下がってくれた、物分りがいいんだな、当のお嬢様も軽くお辞儀をしてくれた。


 そんなこんなで先生がきて始業式の説明をし無事に式を終わらせ教室に戻ってきた、軽い自己紹介ってやつをすることになった、順当に進んでいきあのお嬢様の番になった。


飯坂いいざか 燈那子ひなこです、よろしくお願いします」


 パチパチと拍手、たったこれだけなのに妙に周りは惚けている気がした。


 次はおっとり女子の番。


穂波ほなみ 水鳥みどりです、皆さんよろしくお願いしますね」


 お辞儀をしただけで男子は変な歓声をあげている、男の性か。


 順々に行き次はナイト風なあの男子。


奥呂おうろ 紗隈さくまです」


 あまり愛想良くはない挨拶だが、パチパチと拍手がされた、今度は先生が何か言い出した。


「えーっと、奥呂さんは男子の制服を着ていますが、一応女子なので、皆さんそのように接してあげてくださいね」


 ・・・・・・え? クラス内のほとんどが同時に思っただろう、女かよ! って、女子達はガッカリしただろうなと思ったが、案外そんなことは無さそうで、ヒソヒソと何やら楽しそうにしていた。


とりあえず見ていただきありがとうございました

今後の予定は未定です、続けていくのかも未定です・・・

続けるとしたら不定期になると思います。

なにぶん初挑戦、読書の数も多くなく知識なし。

ほぼやっつけ状態です。

自分の妄想を字にしてみたいと思って書いたので、いつまで続くか・・・

とにかく今回はこれで締めます、ご覧いただいた方は本当にありがとうございました。

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