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今日から魔王始めました  作者: くろねこ
1章 魔王誕生
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血戦

 「バジル何ぼっとしている? 

 残りはボスと手下が数人、しかも二人から離れている、今のうちに二人を助け出せ」


 ゾットの声が響いた。

 ウッドを追いかけたのでよく見れば、ゆうじもれいなも二人から離れている。


バジルが二人の傍に駆け寄り、応急処置をしようとしている。

しかし、やり方がわからないようだ。

「どうしよう おねえちゃんの血が止まらないよ」

バジルが情けない声をあげた。


「ちっ! だから何時も真面目にやれと言ってただろ、

とりあえずこの草でも傷口につけとけ 時期に血は止まるからそれで助かる」

ゾットがバジルに血止めの草を投げて渡した。



「まだ こっちの方が人数が上だ、あいつらをやってしまえ!」

ゆうじが声をあらげた。



「え~っと そこらへんに転がってるのも戦力に入ってるのかな?」


声の方を見ると木の上にレースクイーンレオタードの様なバトルコスチュームに身を包んだ

シルビアが猫のように見下ろしている。

次の瞬間シルビアが、数人の残った手下を瞬く間に叩き伏せた。


「あ~ ごめん 今から転がるんだったね、

で後残り二人だけなんだけどぉ 

あたしがこっちの女と戦ってもいい? こいつはあたしが殺りたいからさ」

シルビアは腰につけていた短剣を抜いた。


「殺すのはダメだ!手加減しろ」

ゾットが叫んだ。


れいなは不敵な笑みを浮かべている。


「おまえら 覚悟いいか?」

ゾットがゆうじを睨みつけた。


二組の血戦が始まった。

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