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清志が行く  作者: 相澤かり子
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清志大恋愛をする

プラトニックラブだが、フラれてしまう。

清志は、下宿先の杉下サクラに、惚れたが、自分では、言い出せないでいる。日本共産党員だからだ。清志が、言い出さなくても、顔に、出るし、元々、清志も、顔立ちが、整っているから、サクラも、清志に、夢中になった。告白なしで、いつのまにか付き合っていた。「私は、共産党員ですが、大丈夫ですか?」と、清志が、聞いても、「そんなの気にしない」と言って、暇な時、映画を一緒に、観にいったりした。昔の事だから、大恋愛と言っても、プラトニックラブだった。そんな生活をしていたが、いつの間にか、サクラは、下宿から、姿を消した。大家さんが、いうには、「良い縁談話しが、あって、北海道に、行った。」と。清志は、日本共産党員だから、フラれたと、ずっと、思っていた。この先、縁が、あって、結婚して、4人の子供に、恵まれるのだが、その長女が、年頃に、なるまで、事実を知らなかった。長女が、妻から、聞いた話しを清志に、教えてくれた。振られたのでは、なく、身を引いたのだ。清志の母が、家柄が、合わないと、彼女に、言って、別れさせたのだ。武士は、食わねど高楊枝みたいな、感覚で、代々伊達家の家来だった話しを持ち出して、身を引かせたらしいと、娘が、妻が、母から、聞いた話しをして、「私の時は、どうでも、良かったのでしょう。適齢期過ぎてたし。」と、話したそうだ。

娘が、年頃に、なって、事実を知る。

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