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初恋  作者: りら
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リュカもまた、まだ事実を受け入れきれずにいた。


12も下の友人の妹をめとることになるとは・・・と。

将来義娘になるからと、リュカはアンリを可愛がっていた。公爵家のことも勉強し、使用人との仲もよく、かわいらしいとても良い子であることは重々知っている。


息子との婚姻を白紙にし、自分との婚姻を新たに結び、王家の承諾も受けた今になって、現実味が帯びてきた。


今までは義娘としかみていなかった女性を、妻とする・・・頭が追い付かなかった。

再三の再婚話には飽き飽きしていた。

結婚が早かったため、現在30歳であり子供が大きくなるまで公爵として頑張ることは可能だ。


何も問題はなくなった。

なくなったのだ。


アンリの笑顔を思い出し、妻にする、アンリを女性としてあらためて意識すると、照れとも恥ずかしさとも罪悪感とも何とも言えない気持ちになった。


小さいころから見てきた義娘になる予定だったアンリ、現在は18歳。大人の女性となった。


アンリと結婚する、アンリを抱・・・っ


「っあぁ・・・」

もんもん時だけが過ぎていった。



そして、同時に初めてアンリにあった日のことを思い出していた。




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