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私は彼を最後まで信じきれなかったから、彼に別れを告げたのかな?

作者: 七瀬
掲載日:2022/08/03







私は大バカ者だ!

彼を最後まで信じきれなかった。

勝手にヤキモチを妬いて、勝手に彼に怒って、勝手に彼を傷つけた。

私はどうしようもない“バカ女”だと思う!




・・・あれは、3ヶ月前の事だった。

彼と物凄く仲が良かった女性ひとがいた。

彼は彼女を“友達としてしか見ていない”と言った。

私は彼の言葉を信じきれなかった。

何故なら? 彼女は私よりも美人だったから。

彼が心変わりしたと感じてしまった。

私よりも彼女を彼は選んだんだとあの時の私は思った。







正直、彼女の事で何度も彼と喧嘩もした。




『いい加減、本当の事を言ってよ!』

『・・・何の話?』

『“彼女の事よ!”』

『ただの友達だよ。』

『あんなにキレイな女性ひとを友達としてしか見てないなんて

絶対にありえないわ!』

『“僕には君がいるじゃないか!”』

『嘘つき!』

『・・・どうして、僕の話を信じてくれなんだよ。』

『あなたが本当の事を言わないからでしょ!』

『僕は本当の事しか話してないよ。』

『また嘘つくの?』

『・・・もうこの話はやめよう。』

『逃げるの?』

『逃げてるわけじゃないよ、埒が明かないだけだ!』

『あなたが何を話しても信じられない!』

『・・・そう、じゃあどうしたらいいの?』

『あなたはどうしたいのよ!』

『仲直りしたいだけだよ。』

『私は無理!』

『それじゃあ、どうしたんだよ?』

『“もう別れるしかないじゃない!”』

『なんでそうなるんだよ。』

『あなたが全部、悪いんでしょ!』

『・・・もう分かったよ、君の言う通り僕たち別れよう。』

『やっぱりそれが本音なのね!』

『もう僕の声は君に届いていないじゃないか。』

『なによ! この嘘つき!』

『・・・さようなら。』

『バイバイ! もう二度と会わないと思うけどね!』

『・・・・・・』






最後は、私が彼への怒りが収まらず喧嘩別れしてしまう。

今想うと? 彼の事を信じきれなかった私が悪かったと反省している。








 *







・・・それから彼と別れて分かった事は?

彼と仲良くしていた彼女は彼氏がデキたらしく

今はその彼氏と仲良く腕を組んで歩いている姿を何度か私は見た事があった。

彼の言った通り、彼女は“ただの友達”だった。

その彼はというと? 私の知らない場所で一から頑張っていると噂で聞いた。

もう私は彼にとって必要のない存在になってしまった。

やり直せるなら? 私はもう一度彼とヨリを戻したい!

でも? そんな事は自分勝手だと分かっている。

私は他の男性ひとと付き合う気も起きなかった。

私が好きなのは、彼以外他にいないと知る。





そして私は思い切って決断をした!

彼の友達に彼の居場所を聞いて、私は突然彼に会いに行く事を決める。




【ピーポーン】




『はーい、どなたですか?』

『・・・私、』

『どうしてココが分かったの?』

『千基の仲が良かった友達に聞いて来たの。』

『・・・もう、僕達終わったんだよ。』

『その事なんだけど、』

『ごめん!』

『えぇ!?』

『僕が悪かった、“もう一度やり直さないか?”』

『“私も同じ事を想ってココに来たの!”』

『やっぱり僕達、似た者同士なのかもな。』

『うん。』







私達はいろいろあったけど、元の鞘に収まった。

今では私は彼を信じている。

どんな小さな事でも、彼の言う事はすべて信じると決めたの!

もう私は彼を二度と失いたくないと分かったから......。

だから彼を疑う事はもうしない!

私にとって彼は私のすべてだから。


最後までお読みいただきありがとうございます。

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― 新着の感想 ―
[一言] 信じることは決して容易ではないけれど…元のさやに納まって良かったです(#^.^#)
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