第4話初めての遭遇そして狩り
すいません、すいません。
下手くそ4話です。
ハンバーグ好き
初めての遭遇からの狩り
思わず笑みがこぼれる。
「これは、世界記録も楽勝だな」
走りくい森の中を恐ろしい速度で走り抜けて行く。
僅か数十秒で約3キロの距離を走破する。
そして少し距離をとり、千里眼を発動する。 千里眼が捉えたのは二足歩行の豚×5体、丈夫そうな枝に飛び乗り鑑定眼を発動し、様子を伺う。
森林オークRv8
HP145 MP26
攻撃力56 素早さ23
獣人型の魔獣
好戦的で、嗅覚が鋭い。
スキル
突進Rv2 打撃Rv2 咆哮Rv1
装備
棍棒のようなもの。
攻撃力5UP
5体の中で一番強い個体のステータスである。
他の4体はレベル5×2 4×2大量で、ステータス的には、Rv8よりさらに低くくまぁ、取るに足らない。
ここで思案する
このオーク達はゲーム内と同様に討伐対象なのだろうか?
もし、この世界でオーク等獣人型の魔獣は、種族として認められており討伐対象ではなかった場合、後々問題になるのではないか?
少しこのまま様子を伺う事にする。
最初の場所より大分移動した、30分は経過しただろうか? 一番レベルの高いオークがしきりに鼻を動かし、匂いを嗅いでいる。
唸り、仲間に何かを伝えているようだ
仲間達も鼻を動かし出したかと思うと同じ方向に走り出した。
私も追従し後を追う、しばらく走っていたが走るのを止め、茂みに身を潜めて様子を伺っている。
視界が拓けており、だいぶ森の浅い所まで来たようだ。 オーク達の視線の先には、荷馬車が2台、その護衛らしき武装した傭兵?冒険者?らしき集団が6名。
それを取り巻くように、狼に似た動物が20匹ほどおり、交戦している。
鑑定
狼
Rvー
HP20 攻撃力22 素早さ19
ただの狼だった・・・
もう一度、鑑定
人間種Rv7 男性 アナス
HP109 MP24
攻撃力45 素早さ28
剣術Rv3 体術Rv3 指揮Rv2
豪腕Rv2
6人の中で一番レベルが高いアナスのステータスである。
ホーリ 人間種女性 Rv5
ハイン 人間種男性 Rv5
オンラ 人間種男性 Rv4
フリー 人間種女性 Rv3
ポーロ 人間種男性 Rv3
数では圧倒的に優位な狼ではあるが、個々の戦力差と、アナスの的確な指揮による連携で状況は不利である。
しかし、数では上回っており護衛側も無傷では済んでいない。
オーク達はこの争いの末にどちらが勝ってもそれなりに消耗している、そこに襲いかかり漁夫の利を得ようとしているのだろう。
争いが経過していくにつれ、狼の数が減っていく、分の悪さを感じたのか狼達が森の奥に逃げていく、護衛側も疲労困憊の様子でその場に座り込む。
アナスは少し離れている荷馬車に戻り、袋の中を漁っている。
これを好機と捉えたのかオーク達が一気に強襲、不意をつかれ初動が遅れる護衛側。
Rv8のオークの突進をまともにくらい、ハインとフリーが吹き飛ばされる、恐らく戦闘不能だろう。
数で上回っているオーク達が有利に攻めており、アナスもRv8のオークの相手で手一杯で、指揮や仲間のフォローに回る暇がない。
見殺しにするのも後味が悪く、仕方がないので、足元に落ちている小石を3つ拾い
Rv8とRv5のオークを狙い投石をする。
恐ろしい速度で各々のオークの頭部にヒットした瞬間「ドッゴォ!」という音と共にオークの頭の一部が吹き飛び、崩れ落ちる。
護衛側も残りのオークも突然の出来事に一瞬止まるが、アナスが真っ先に我に返り指揮を行い、残りのオークも屠る。
戦闘後、アナスがチラッと頭部の弾けたオークに目をやり、渡りを見渡す。
何回か見渡した後
「協力感謝する、俺は第5級冒険者のアナスだ! どうか姿を見せて欲しい!」
と大声で叫ぶ。
私は情報を集める為、ステルス機能を解除し、姿を現し話をすることにした。
誤字脱字ありませんか?
解りにくいところありませんか?