表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界とつながった世界で生きていく  作者: ゆうごろう
第一章 繋がりの始まり
11/25

第十一話 小晴の進化

十一話だゾー!


前回のあらすじ


翔「やったか!?」

剣人「それフラグ…」

ゴージス「ぐぉお!」

剣人「゛;(;゜;ω;゜;)キュー」

翔「絶対守る(>□<)」


ちなみに、位置関係は

                 |  校舎

【ゴージス】   【翔】     穴 【剣人】

                 |

                 壁


こんな感じ


それでは本文をどうぞ

 ゴーレムの放った拳を、オリジナル魔法【完全防壁】が抑える。今のところは互角の勢いだった。


 だが、その均衡は目に見えて長くは続かないように見えた。


 それも当然で、相手は完全な膂力任せの一撃に対し、こっちは常時魔力をつぎ込み、押し返されればあとがない状況。長くは続かないことは明白だった。


 あぁ、やっぱりダメかも…いや、弱気になっちゃダメだ。まだ諦めちゃダメだ。マリも、レビアスも頑張っているんだ。


 頼むから、早く起きてくれよ、剣人…






 ★八重島剣人


ーーーザザッ固有名【八重島剣人】の魔法耐久値、物理耐久値の値が共に一万を超えたことを確認ーーー


ーーーザザッ固有名【八重島剣人】の進化を申請ーーー成功。


ーーーザザッ固有名【八重島剣人】の進化を開始ーーー完了。


 固有名【八重島剣人】は、人類種から準竜種へと進化が完了しました。


ーーーザザッ固有名【八重島剣人】への準竜種固有能力の譲渡を申請ーーー成功。


ーーーザザッ固有名【八重島剣人】への準竜種固有能力の譲渡を開始ーーー完了。


 固有名【八重島剣人】は固有能力【威圧】【先見】

【物理耐性】【魔法耐性】【超速再生】【オーバーヒート】【擬似竜化】を獲得しました。


 固有能力【威圧】は固有能力【威圧】と統合され、固有能力【威圧Ⅱ】となりました。


 固有能力【先見】は固有能力【隙見】と統合され、固有能力【先読み】となりました。


 固有能力【物理耐性】は固有能力【物理耐性X】と統合され、固有能力【物理耐性XⅠ】となりました。


 固有能力【魔法耐性】は固有能力【魔法耐性X】と統合され、固有能力【魔法耐性XⅠ】となりました。


 固有能力【超速再生】は固有能力【超再生Ⅱ】と統合され、固有能力【超速再生Ⅱ】となりました。


 固有能力【物理耐性】のレベルが最大となりました。


 固有能力【魔法耐性】のレベルが最大となりました。


ーーーザザッ固有能力【物理耐性】の進化を申請ーーー成功。


ーーーザザッ固有能力【物理耐性】の進化を開始ーーー完了。


 固有能力【物理耐性XⅠ】は固有能力【物理ダメージ軽減】へと進化しました。


ーーーザザッ固有能力【魔法耐性】の進化を申請ーーー成功。


ーーーザザッ固有能力【魔法耐性】の進化を開始ーーー完了。


 固有能力【魔法耐性XⅠ】は固有能力【魔法ダメージ軽減】へと進化しました。


 これ以上物理耐久値は増加しません。



 …声が聞こえる。これは、そうだ。あのアナウンスの声だ。随分長かったな…しかし、俺が準竜種?


 なんでや、俺別に竜ちゃうぞ…まずい、謎の関西弁が出るくらいは混乱しとる。てか、なんで俺、こんなことになってるんだっけ…


 ああ、そうだ。ゴーレムに吹っ飛ばされたんだ。多分、それで物理耐久値がカンストしたんだな。カンストの値ってなんだろ…3万かな?


 てか、色々固有能力覚えたな…全部覚えてるわけじゃないから、ステータスを確認しなきゃな。


 翔に任せっぱなしだったゴーレムどうなったんだ?まぁ、まだ生きてるだろうな…失礼なこと言うが、翔だけじゃ倒せないと思う。だから早く加勢しないとなんだが…どうやったら起きれるんだろ?


 うーむ…あ、なんか【超速再生Ⅱ】とか言ってたけど、それで意識が回復したりしないかなぁ。


 てか、ここはなんなんだ?気絶してるのに考えることが出来てるって凄いが…あのアナウンスの影響かな?魔書で調べるか。


 お、そろそろ起きれそうだな。よぉしいっちょやりますか!


 俺の意識は水面に向かっていくかのように、思考の海から脱して行った。



「…ん、おし、やるか。まぁまずはっと。ステータスオープン」


ーーーーーーーーー八重島 剣人ーーーーーーーーー

魔力:126 総魔力量:3000 種族:準竜種

物理耐久値:3960→30000(最大値) 魔法耐久値2410→24100

適正魔法:付与魔法 身体能力増加 最大能力値増加

固有能力:言語理解 付与固定Ⅱ 付与魔法Ⅱ オーバーヒート 擬似竜化 空踏 剣戟強化 先読み 威圧Ⅱ 身体能力増加Ⅲ 最大能力値増加 魔力操作Ⅰ 物理ダメージ軽減Ⅰ 魔法ダメージ軽減Ⅰ 超速再生Ⅱ 魔力変換Ⅲ 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 おう…しれっと魔力量も増えてるな…やったぜ。

 っとそんなことしてる場合じゃねぇな。翔が押し負け始めている。じゃあ、いっちょ行きますか。



「翔、交代だ。」


 俺は翔の肩に手を乗せそう言った。


「っ…!良かった、目を覚ましたのか、剣人!でもどうするつもりなんだ?僕の魔法が抑えている間に逃げてくれたら嬉しいのだけれど」

「おもしれぇ冗談を言うな、翔。俺がお前を置いて逃げるわけないだろ?」


 俺は翔と言葉を交わし、纏丸をかまえる。総魔力量が増えていたって、魔力は120ぐらいしかない。付与魔法は使えない。なら、今俺が出すことの出来る最大の破壊力で迎え撃つしか…無い。


「ふぅ…【身体能力増加Ⅲ】【剣戟強化】」


 とりあえず、いつものを発動させる。


 そして、ここからは賭けだ。効果はだいたい分かるが、どれくらいの幅を産むかは分からない。もし、思っていたよりも火力が劣れば俺だけではなく翔まで死んでしまう。失敗は許されない。


「【擬似竜化】」


 そう唱えると体が変化していくのが分かる。サイズや姿形は感覚では変わっていないが、筋肉の作りや皮膚の硬さなどが変わっていくことが体感でわかる。


 よし…思った通りの、いや、それ以上の強化だ。これなら行けるかもしれない…!


「【紫電・纏】」


 纏丸に魔力を込め、【紫電・纏】を発動させる。

【蒼炎・纏】にしなかったのは確実に【ゴージス】が格上の相手で炎が燃え移らないと判断したからだ。


「よし、じゃあ翔、行ってくるわ。サポート頼んだぜ。」

「え、ちょ、ま」


 翔の静止を無視し、俺は【ゴージス】へと向かって行った…



 俺は風の壁を押し返しているゴージスの腕をたたっ斬り、強制的にパンチを止めさせた。


「よお、さっきは良くもやってくれたなぁ」

『貴様は何者だ。』

「俺か?俺は…八重島剣人、ただの八重島剣人だ。」


『ふむ、貴様からは竜種の気配がするな。人間風情がどうやってその高みへと至った?』

「答える義理はねぇさ。」


 俺は一言そう言うと、【ゴージス】に向かって踏み出した。


「は、あ゛ぁ!」


 気合を込めて剣を振るう。なんの変哲もない、ただの振り下ろし。だが、剣人の心はどんどん昂っていった。


 この昂りが魔法が解除されたことを如実に表していて、俺はそれが嬉しくて、誇らしくて、さらに昂る気持ちを抑えながら技を放つ。


 八重島流 対個人剣術 攻守の型【守り人】


 相手の拳を受け流しながら隙を見ては斬り掛かる。しかし【ゴージス】は硬く、なかなか傷はつかない。


 やはり、技を使わないと斬れないな。なら…!


 八重島流 対個人体術 守の型【豪烈】


 相手の拳を受け流しつつ思い切り足で蹴った。この技は元々カウンターで、受け流して相手の体勢が崩れたところを体術を使い攻撃するものだが、体勢が崩れなくても【ゴージス】のでかい拳を蹴るのに苦労はしなかった。


 拳が弾かれた【ゴージス】は驚いた顔をしていた。まぁ、岩でできた顔が少し歪んだだけなのだが。


 あの様子では次の攻撃は少し遅れると判断した俺は、技を発動するためにかまえる。


 八重島流 対個人剣術 攻の型【龍閃・終】


 俺が知りうる中で最強の剣。


 剣を上段に構えて剣に()()()()()()


 八重島流ではこんな感じに無駄なタメが多い割にただの縦ぶりだったりする技が多く、しかもその技名が【龍閃・終】のように仰々しいものが多く俺は不思議に思っていた。


 だけど今になってわかる。この技は構えを初め全ての動作が魔力を込めることを促進させる様な、そんな感覚を覚える。


 つまり、この技は()()()()()()()()()()()()()()だった。


 やはり、八重島流には何かある。そう確信していたが、今は関係ないな。

 今やるべき事は…目の前のこいつを、斬ることだ。


「剣人!【王の祝福】!」


 淡い光が俺を包み込む。力が漲る。サンキューな、翔。


「はあ゛あ゛あ゛…だりゃぁあ!」


 剣を振り下ろす。【ゴージス】は腕を使って受け止めてくるが、そんなものじゃ…止まらない!


 俺の剣は【ゴージス】の腕を斬り落とし、胸に大きな傷をつける。

 回避行動を取られたせいで傷は浅かったが、斬れた。俺は【ゴージス】を斬ることが出来る…!


『ぐ、おおぉ!いつぶりだ…この胴体に傷がついたのは。それに、腕を斬り落とされるなど、初めてだ。』


【ゴージス】がどこか嬉しそうに語りかけてくる。


『もはや、俺に勝ち目などないだろう。俺の自慢の硬さが破られるなんてな。ひとつ聞きたい、俺の敗因はなんだ?』

「技術、だな。お前が体術でも覚えていたらこっちが確実に負けていただろう。」


 やけにフレンドリーに話しかけてくる【ゴージス】に少し驚きながらも、律儀に答える。


『体術、か。ふっ、俺がここまで追い詰められた原因がそんなものとは。つまり、今の俺はただの力任せと言いたいのだな?』

「あぁ、そうだ。」


『ふむ…もはや未練は…ひとつのみ。だが、それも果たされよう。』

「未練…?」

『ひとつ教えてやろう。俺は、負けず嫌いだ。』


 そう言った途端、【ゴージス】の体が光り出す。


『俺の未練はお前に負けそうな事。なら、せめて引き分けまで持っていこうじゃないか。』


 くっ、自爆か!?ものすごい魔力だ。こいつ硬い上に力も強くて魔力もいっぱいあるのかよ、聞いてねぇ!というかこの魔力量、間違いなく日本が吹っ飛ぶ…!


「クソっ止められねぇ!」

『無駄だ。もはや俺にも止められん。』


 そう言った【ゴージス】は周りを巻き込み、ものすごい爆発を…



 ()()()()()()()()()



『なっ!?』


【ゴージス】の足元に魔法陣が浮び上がる。


 新手か?まさか【ゴージス】を手下に!?まずい、そうなったら相当まずいぞ…!


 しかし、その後聞こえてきた声は全く予想外の人のものだった。


「そこのゴーレム!何剣人を巻き込んで自爆しようとしてんのよ!【強制契約】!」


 そこには小晴と、上村先生がいた。小晴が【強制契約】と唱えると、魔法陣が輝き出す。


『なっ!?神話級の俺に強制契約だと!?く、ものすごい魔力だ…!だが、まだ甘いぞ!!』


【ゴージス】が地面を殴ると、魔法陣が音を立てて粉々に砕けた。


「…くっ!なら、普通に契約しましょう!」

『なんで急に強制契約仕掛けたやつと契約しなきゃダメなんだよ!』


 なんか、【ゴージス】の言葉使いがだんだん崩れてきたな。あれで素なのかな?


「よく考えてみなさい?今死んでも引き分けよ?なら、今度は修行なりなんなりしてから挑んだ方が楽しいんじゃないの?」

『…なるほど。』


 何だか雲行きが怪しくなってきたような…


「私と契約したらこれからいつでもとは言えないけど、剣人や翔との再戦の機会を設けてあげられるわ!どうかしらん?」

『よし!乗った!』

「は!?ちょ、俺またそんなやつと戦わなきゃダメなの!?もう嫌なんだけど!死にかけたんだけど!」


「死んでないからいいじゃないの、そんなもん。」


 はぁ!?次は多分引き分けじゃすまねぇよ!そんな怖い約束本人を無視してするなよ!!翔でさえ苦笑いだぞ!


「じゃあ行くわよ?«契約:»えーと…」

『ゴージスだ。怠惰のゴージス。』

「へぇ、怠惰なのに戦闘狂なのね。変なの。まぁいいわ。

«契約:【怠惰のゴージス】ここに対等な関係を誓う»」


ーーーザザッ契約の口上を確認ーーー


ーーーザザッ契約対象の存在を確認ーーー


ーーーザザッ契約者の存在を確認ーーー


ーーーザザッ固有名【怠惰のゴージス】と固有名【木野宮小晴】の契約を申請ーーー成功。


ーーーザザッ固有名【怠惰のゴージス】と固有名【木野宮小晴】の契約を開始ーーー完了しました。

 これより、【怠惰のゴージス】は木野宮小晴の従魔となります。


ーーーザザッ固有名【怠惰のゴージス】の固有能力の譲渡を申請ーーー成功。


ーーーザザッ固有名【怠惰のゴージス】の固有能力の譲渡を開始ーーー失敗。


ーーーザザッ固有名【木野宮小晴】の進化を申請ーーー成功


ーーーザザッ固有名【木野宮小晴】の進化を開始ーーー完了しました。

 木野宮小晴は獣人類へと進化しました。木野宮小晴は種族を選択してください。


 と言うアナウンスが流れる。てか、こういう個人のアナウンスって他の人も聞こえるんだな。てことは俺の準竜種も翔は知ってるのか?もし聞こえてないなら違いはなんだろうか。


「えー…種族?じゃあ…夜狼族で!」


 ん?夜狼族?…狼??…わんわんお??…犬耳しっぽ!?…ハッ!俺は一体何を…!


ーーーザザッ【木野宮小晴】の選択を確認ーーー


ーーーザザッ選択に基づいた身体改変を開始ーーー完了しました。


 小晴の体から光が発せられる。そして、光が収まったそこには…犬耳しっぽの小晴がいた。


ーーーザザッ【怠惰のゴージス】の固有能力の譲渡を開始ーーー完了。


ーーーザザッ【怠惰のゴージス】の進化を申請ーーー失敗。


ーーーザザッ進化条件を検討ーーー完了しました。

【怠惰のゴージス】の進化には木野宮小晴の更なる進化が必要です。


 アナウンスが完全に終わったようだ。しかし、えぇー?小晴が…犬耳ぃ?え、いや、犬耳ぃ?


「やった、私も進化した!ふふん!どーよ、剣人!この中で人類種なのはあなただけよ!」

「あー…えっと、喜んでるとこ非常に悪いが、俺もさっき進化したぜ?」

『当たり前だ。俺に勝っておいて人類種のままなど俺が許さん。』

「えっ…えぇー!うぅ、せっかく剣人に勝つことが出来ると思ったのに!」


『分かる、分かるぞ、マイマスター!その勝ったと思ってるのに負けた時の感情!一緒に、一緒にあいつに勝とう!』

「そうね!そうしたらいいわね!よーし、勉強して従魔のパワーアップ方法を調べてあいつに勝つわよ!」

「いや、ちょ、さすがにそうされると負けるっ!」


 やばいやばいやばい!絶対にあいつは次は力任せではなく、体術や魔法も使ってくる!そうなるとまじ負ける!


「ふふっ、頑張ろうねー!ゴージス!」

『おう!マイマスター!』


 まぁ、しょうがない。俺も修行するかぁ。


 そうして、俺の慌ただしく危ない、何度も死を感じる一日は幕を閉じて行ったのであった。


 ~


 翌日、魔石(通信魔法)から連絡があり、今後を決める会議が三日後にあるらしいからその会議に参加して欲しいとの連絡があった。

∪・ω・∪わんわんお


次回は人物設定と1つ目の魔書を公開します!人物設定や魔書は区切りのいい所で出していく予定なのでお願いします。


本編は31日からの予定です。少々お待ちを



もし、


「面白い!」

「また読みたい!」

「続きはよ!」


と少しでも思っていただけたら、感想、レビュー、ブックマーク、評価などなど書く気力に繋がりますのでよろしくお願いします!


また、誤字等発見しましたら報告もお願いします!


これからもどうかこの作品をよろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ