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デモ届く

 デモ曲が届きました。


 もともと今回は、『製作者さんのセンス・拘り・得意分野に大部分おまかせ』という依頼でした。

 なぜって、私もクリエイターの端くれくらいではあるのだから。作者が楽しんで、趣味全開ノリノリで生み出した作品こそ、最も素晴らしいのだと知っていたから。

 それが唯一絶対万人共通の正解だとまでは言いませんが、少なくとも私個人はそう信じて、あれやこれや作ってきたのです。


 ですので、よほどイメージと違う(ロックを依頼したのにバラードが来たレベル)なんてことがない限り、そのままオーケーするつもりでいました。


 結果、おったまげるほど素晴らしい曲が送られてきました。

 しかも二案。

 もちろん歌はまだ入っていませんし、伴奏も仮設とのことでしたが、デモと知らなければ普通のインストゥルメンタルだと思えるほどに完成されていました。で、メロディと雰囲気だけ確認して、二案のうちどちらかを選んでください、とのことでした。

 もうこの時点で期待度うなぎのぼりでした。早く完成版を聴きたい!


※デモの有無や、提供されるデモの内容は会社によって違うと思われます。気になる方は先に聞いてみると良いかも知れません。


 送られてきたデモは、『私の参考曲によせた透明感ある明るい曲』と『小説の雰囲気によせたダークな疾走感のある曲』でした。

 いずれのメロディも予想を超えた出来映えであり、選ばなかった方はお蔵入りになってしまうのが勿体ないほどでした。


 とは言え選ばなければ話が進まないので、丸一日(平日出勤日)隙あるごとに聞き比べ、熟考を重ねた結果、明るい曲の方を選ばせていただきました。


 明るい方……夏夜の鬼はあんな感じで比較的暗めの作品なので、あまりに希望に満ち溢れすぎているというか、前向きな曲は少し合わないかな、とも思いました。が、やはり私個人の好みはこちらでした。散々悩んで、もうより好きな方でいいや! と返答した次第です。

 イメージに合う合わないという点で、もう一方はしっくりきていたかと思います。ダークといっても暗すぎたりおどろおどろしいわけでもなく、とても格好いい感じで。ただ、個人的な好みで考えると、僅差で前者に軍配が上がりました。


 一応、二案のうちどちらも選べない、もっと別のデモが欲しい、というリクエストも受け付けていただけたらしいですが。私は先の二案で満足していましたし、スケジュールにも影響が出かねませんので、その選択肢は最初から考慮していませんでした。


 それから、今回デモ曲の扱いについては特に注意などありませんでしたが、制作会社によっては別途利用に制限がかかる可能性もあります。デモそのものも何かに使いたい、という場合は一度確認した方がよろしいかと思われます。


 私も、今回頂いたデモ曲については、個人利用の範囲内で大事に聞かせていただこうと思います。選ばなかった方も含めて。

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