受け継がれる優しい心
コロの実家にはたくさんの動物がいると以前にも書きましたが、ほぼ、皆、高齢期を過ぎています。
早くに病気になってしまう場合を除いて、ほとんどの子が高齢期を経て、超高齢期に入り、亡くなります。(例えば、猫なら15歳で高齢期、17歳で超高齢期と言われています。)
去年から(2匹)、今年が(1匹)19歳の子が3匹も亡くなってしまい、コロは(おかんも)ボロボロでした。
皆、可愛くて、大事だったのですが、その中でも、我が家に初めて来た猫で、犬派だったおかんを猫ぐるいにしたコロ(コロはもともと、全部、好き)と、おかんにとって、特別な子が去年の10月18日に亡くなりました。
コロが18歳の時に来た時、皮膚病が凄くて、ガビガビだね、じゃあ、ガビラ君だなんて、ふざけてつけた名前でしたが、猫の中では一番、大事な特別な名前になりました。
とても、賢く、優しくて、本当にうちに来るのが決まってたと、まさしく運命のように来た子でした。
いつも、おかんや、コロが映画やドラマを観て泣いたりしても(涙腺がすごくゆるい)、何もないのですが、本当に悲しい事で泣いてると、雰囲気で分かるのか、必ず、そっと側に寄り添ってくれる、こちらの言葉を本当に全て理解してるかのように、本当に優しく聡明な子でした。
もちろん、ガビラ以外の他の犬も猫も何匹かは側に来てくれる子、顔をなめて、慰めてくれる子と、両方いますが、ガビラは、気付くと自然に側に居てくれる子でした。
もうすぐ、20歳だね、目指せ!猫又だ~なんて、話してたのに、急に具合が悪くなって病院に行った時には癌でした。
年齢的に手術は無理だと告げられ、あとは、薬で痛みを軽くするぐらいしか出来ないと言われ、おかんと二人、泣いたのがレミーを飼って3日目の事でした。
ガビラが亡くなり、長患いしなかった事が、救いだったと、思っても、日が経っても心に穴があいたような気持ち、今年に入っても、まだ、不安定で一人でいる時に、ふと思い出し泣きをしてしまう、そんな日々。
今年、また19歳の子が亡くなってしまって数日経った時でした。
いつもは、一人の時に泣くようにしてたんですが、レミーを撫でながら、こらえられず、涙が出てしまったんですが、声は押し殺していました。
何故なら、レミーが抱っこされたまま、爆睡してたんです。
ですが、気付いたら、レミーが飛び起き、肩に登って、顔をペロペロと、なめて慰めてくれたんです。
驚きました。
犬猫でも、他の子が慰めてるからいいやなのか、こいつら、すぐ、泣くからなぁ、気にしないでいいやなのか、とにかく我関せずな子もいるので、ネズミがこんなにも優しいなんてと、本当に驚きました。
同時にこんなに優しい子に育ってくれて、嬉しくて嬉しくて、とにかく感動して、嬉し泣きに変わっていました。
コロ「心配かけて、ごめんね。」と、言いながらも、なかなか涙が止まらなかったのですが、コロが泣き止むまで、一生懸命、なめて、慰めてくれました。
コロが泣き止み、「もう大丈夫だよ。ありがとう。」と言ってから「抱っこおいで。」と言うと、スッと肩から降りて、抱っこされ、撫でられて、また気持ち良さそうに眠ってました。
この日は本当にレミーの優しさが嬉しくて、レミーが優しく育ってくれて嬉しくて、コロの注いだ愛情が無駄ではなく、きちんと、伝わっていた事が嬉しくて、少しは幸せに出来てたんだと実感出来た日でした。
あと、最近は、なめて慰めてくれる犬が亡くなってからは、ずっと、なめて慰めてくれるのは猫だけだったので、レミーのというか、ネズミの舌の柔らかさが、改めて、感動でした。(いつも、手はなめてくれてるけど。)




