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女体化

ふふふ、俺の姿を見て驚ている。今の俺はスーパーモデル並みのでボンキュッボンの女体型に変っているからわね。だけどこれ思考まで女になるのねある意味面倒わね。


『色欲』の能力解説

『性現変化』自由に性別と種族を変えることが可能。年齢と性格に見合った身体に変わる。

『性行吸精』性行為(キス可)をして相手からステータスの5%を吸い取り自分のステータスに加える。逆に相手に自分のステータスを与えることも可能。


「誰なんですか貴女は!?近藤豪は何処に行きました!!」

「目の前にいるじゃないですか?俺ですよ、お・れ」

『色欲』で元に戻り挑発をする。

「王の間ですよ!ここは!場を弁えなさい!」

ビンタを仕掛けてきた会長の手を掴む。

「いい加減ウザイな。会長、死にたいのか?」

ほんのちょっと殺気を放ったら先程までの気迫は何処にやら会長様は腰が砕け呆然としている。俺は王の元に歩み始める。それを見た周りの護衛をしてある騎士達は王を守ろうと武器を構え俺に立ち向かおうとしたが勇者に膝を付かせいきなり女から男に変わったりする。訳が分からないと頭が錯乱し思考の方に頭が回り行動を起こせなかった。そして、今目の前に王がいる。


「王様、どうも初めまして。さていきなりで悪いんですが俺は先程目を覚ましたばかりでしてね。俺が何で空から落ちて国を滅ぼしたのか説明をお願いします」

「お願いしているようには見えんがまぁ良かろう。そこで膝を付いてある勇者マリのスキルに『千里眼』というスキルがある。それでお主の場所を特定できた」

「場所を特定したら俺は空中を落下していたと」

「その通り。勇者マリは驚き『千里眼』を解除してしまい」

「もう一度、発動したら国が無くなっていたとなるほどねー。俺がやったっていうのは断定的だな。王様は俺をどうしたいんだ?」

「我を試すか。面白いなお主、名前は?」

「近藤豪。こちらの世界で言うならツヨシ・

コンドウかな?」

「どうだ、ツヨシよ?わしの部下にならんか?」

「随分と真っ直ぐ言うな。答えはNO嫌だ。誰が悲しくてオッサンの部下にならんといけないんだ?」

「わしの下に付けばお主は世界中から狙われなくなるんだぞ?」

「何だ?賞金でもあるのか俺の首に?」

「国が一つ無くなった。それ相応の値が付いてある」

「最後の質問だ。俺以外にも問題を起こしている。バカはいるか?」

「大丈夫ですか!?王様!!」

そう尋ねた瞬間、タイミングを見計らったように主人公が現れた。

「お前は近藤豪!?何でお前がここにいる!」

「なぁ?さっきから思ったんだけど何で俺の名前をフルネームで呼ぶんだ?」

「そんな事はどうでもいい!茉莉さんと皆を傷付けた事を謝れ!」

何時もながら、この主人公は空気を読まないよな。俺は今、王様と話している途中で割り込みやがって。

「あのな、後輩君。俺は確かにそこにいる白鷺嬢に手をかけたが「何だと!!」話のキャッチボールが出来ないな。何時もながらウザイ奴だ」

この主人公は学校の男共の恨みを全て買っている。名前は神凪昴カンナギスバル成績は一年でトップ3でスポーツ万能顔良し、性格良しの彼だが一つだけ欠点がそれは女性の好意に鈍感というバカみたいな欠点。明らかに好意を示しているのにそれを受け止めないこいつにハーレム達は色々な醜い女の死闘を度々見かけるのがしばしばある。そして、このバカは生徒会長白鷺茉莉に好意を持ち3日に1回はプロポーズをしている。白鷺嬢はそのプロポーズを毎回蹴っており諦めず懸命に繰り返しているのが目の前の男である。

「ウオオオオオオ!!」

腰に携えていた剣を抜き俺に襲い掛かる。主人公後ろに王様がいるのにバカかこいつは?いや、元からバカだな。ここで一つスキルにある『鑑定』を使ってみるか。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


名前:神凪昴

年齢:15

種族:人間

職業:勇者(魔導剣士)

LV.30


HP:14000

MP:2000


攻撃力:4500

防御力:2800

俊敏力:3200

知力:2000

運:300


スキル

剣術Lv.3・火魔法Lv.2・水魔法Lv.2・光魔法Lv.3・鑑定・言語理解


称号

主人公補正・鈍感野郎・ハーレム野郎・フラグ第一級建築士


◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆


成程、異世界でも主人公をやっているな。

「クソ!当たれ!」

余所見をしながら普通に避けている俺ってやっぱチートだな。うん。さて、そろそろ飽きてきたし逃げるかな~。

「だったら、魔法で貴様を倒す!」

あらら、頭に血が上って後ろに王がいることを忘れてるな。流石にそれはヤバいな。

「我が前にいる。敵を滅せよ!ライトボール!」

「いい加減にしろ」

背後に回り魔法が発動する前に身体を羽交い締めで抑えつけ瞬時に手を離し裸絞めをして気絶させる。

「これで静かになったな。さてさっき言った返答をどうぞ」

「わしが知っている異世界の訪問者で他国でも耳に入るのが四人。1人は帝国で科学という物を発展させ色々な発明をしていると聞く。2人目は冒険者をやっている。その冒険者は鍛え抜かれた肉体のみで戦いま国からの勧誘を全て蹴っている我が国でも勧誘してみたが断られた。3人目も同じく冒険者で女だ。カタナという剣を使いこなし魔物を綺麗に一刀両断しておりその姿は誰もが一度足を止める。4人目は各国でお主より目を付けられている。女の下着ばかり盗みわしの妃や娘も!!盗まれた!!赦せん!!わしが今すぐ殺したい所だがわしにも民を守る職務があるからな」

あー、あいつ等異世界でも派手にやってるな。特に最後のバカこっちでもやってんのか。

さてと聞きたい事は聞いたから俺は逃げる!

そして近くに合った窓からガラスを飛び散らせながら飛び降りた近藤豪を見た周りの者は騒然としていた。

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