MUD MAID 家族 4
おはマッディ~♪ お昼寝から目覚めたドロータスちゃんです。
世間は明日からレイドイベントなんて言って浮かれてるんじゃないかと思いますが、断言してもいい。今の私の方が百万倍浮かれポンチだと。
それは何故か。そう、遂に眷属の二人が進化したからなのです!
いやー泥スポットの採取回数が回復するのリアルの朝五時なんだけど、今日で種族値一万貯まるからメチャクチャ早起きして、進化するまでレベリング含めキャリー頑張っちゃったよ。昼ごはん後にお昼寝もやむなし。
私が寝てても、二人はこっちの世界で勝手に色々やってるしね。進化しとけば安心してお留守番させられるってわけ。
嬉しい誤算は、眷属魔法で契約した子も、進化の際にある程度キャラクリいじれたこと。
一から造り出すわけじゃないから、個体ごとに素体となるモデルは大体決まってるみたいだけどね。身長とか体型とかけっこう変更出来るとこ多かったから問題ナッシング。熱を入れすぎてキャラクリ二時間くらい掛かっちゃったけど! バチクソ顔良し女を生み出せてスマイル満面ですよ。名前も私が付けました。
そんな感じで渾身の力を込めて育て上げたウチの子二人が、ログインするたびお迎えしてくれる生活……今日から始まってしまうんですね~。これで浮かれないことある?? いや、ない!!
では改めて紹介しましょう。我が眷属、戦闘メイド兼側近の『ビャクレン』と『ヴァージニア』です!
「お帰りなさいませ、姫様」
ビャクレンはクール系のお顔なんだけど、表情は柔らかな大人美人。肌と目の色だけど、ヒューマッドは基本的にドロータスちゃんと一緒みたい。
身長165cmでメリハリの利いた体型。天然物です。包容力に期待しています(欲望に忠実)
ヘアスタイルはゆるふわサイド三つ編みを前に流す形でお姉さんぽく。髪色は白をベースに大きめの黒いメッシュが規則的に入ってる。どうも混沌系のヘアカラーはモノクロで固定、模様や割合は個体ごとで決まるみたいだね。
お衣装は、クラシカルなロングスカートのメイド服を着てもらいました。この前ガチャで出たやつが最高の形で活きたな。この真面目系メイド、一生見てられるし積極的に困らせていきたいんだが?? 危ない、このままだと死ぬまで語っちゃうわ。次だ次。
「姫様ー! お帰りなさ~い!」
ヴァージニアちゃんぐうかわ。
身長146cmの低身長な明るい女の子。ちょっとだけお胸盛っちゃった……Dくらい……。
髪型は、後頭部寄りのところからかなり大きくて長いツインテールをデカリボンで結んでいるのが特徴的。動くたびゆらゆら揺れてきゃわ。
ヘアカラーは白黒6:4くらいの割合で、黒のメッシュがまばらに入ってる。
こちらのメイド服はミニスカガーターでプリティー&セクシー。本人とのギャップで若干いけない感じが出ていて抱き締めたいよ、ヴァージニアちゃん!
プレイヤーマーケットでガチャの景品売った金注ぎ込んだ甲斐があったよ……。ずっとおひざに乗っけて抱っこしながら癒し効果享受して暮らしたい……。たまらん。チューしていい? いいよ。
「ヴァージニアちゃ~ん! ただいまのチュ~~! ん~~~~♡」
「んぅ~~♪ ちゅっ! えへへ~♡」
か゛わ゛い゛い゛ッッ!! わたしここにすむ!! わたしここにすむ!!! お互いの同意があれば合法的に人外美少女とチューできる仮想世界最高か????
「ビャクレンも。ほら、ただいまのチュー」
「あ、あの、姫様……? キスは、その……好き合う者同士がする行為では……」
「私の方の世界だと挨拶としてキスする習慣は知られてるし好き同士って言うなら私はビャクレンのこと大好きだしビャクレンはドロータスちゃんのこと大好きだから問題ないよねないない(早口)というわけではい、ん~~~~♡」
ドロータスちゃん嘘は言ってません。日本では一般的じゃないだけです。唇同士は恋人とするのが多数派なだけです。嘘は言ってません。自分より背の高いお姉さんに背伸びチューやりたかったんだよな……我が煩悩にかけて、いざ押し通る!
「あ……、ん……♡ チュッ……うぅ、姫様とチューしてしまった……姫様と……」
押しに弱すぎなクール系美人が恥ずかしがる様で厄泥10000000ガロン食べれます。本当にありがとう。これから毎日おはようからおやすみまでチューするんだから観念してね!
身内や友人達からキス魔との呼び声が高い私をこの世界に解き放ったのが運の尽きです。
泥最高!! 泥のおかげで大切な仲間と出会えたよ!!
よーし、やる気モリモリマッチョになったことだし、これから原混くん周回デートでレベリングだよっ☆
三人でイチャコラしながら、ぶん殴ったりビームで薙ぎ払ったり魔法で消し去ったりイチャコラしたりしようね! こうなりゃドロータスファミリーは、世界最強目指してやるかんな。
私のモチベーションめちゃめちゃ高いぜ! アドレナリンどっぱどぱだぁ~~!!
***
「――はぁッ!!」
『ビャクレンが《サザーランド流・城壁崩し》を発動』
『クリティカル! 原初混沌の使者Aに1,968,552ダメージ! 原初混沌の使者Aを倒しました!』
「ヒューゲイル流おーぎっ! とりゃりゃりゃりゃりゃりゃ!!」
『ヴァージニアが《ヒューゲイル流・ミリオンシェイヴストリーム》を発動』
『100HIT! クリティカル! 原初混沌の使者Bに1,415,166ダメージ! 原初混沌の使者Bを倒しました!』
「……強すぎんか?」
あれから二日経ち、今頃お外ではイベント後半戦やってるはずですね。二人の戦闘力に若干引いてるドロータスちゃんです。
君ら本当に生まれたて?? キャー! ウチの子ってもしかして天才~!? こうやって勘違い教育ママが誕生するのか、勉強になったね。
まぁ強いのはそれもそのはずで、『人』の部分から色々と継承してるらしいからね。なんか進化してから武術系を中心にスキルが色々増えてた。ビャクレンは格闘系、ヴァージニアちゃんは双剣系の流派でそれぞれ免許皆伝の腕前であるご様子。
もしかして:実質個体ガチャ……? 沼か……?? 泥沼だけに……。混沌の深淵を垣間見てしまったぜ……!
そんな二人に私も稽古をつけてもらったりしながら、みっちり修行を重ねた三日間。マイ眷属は大変立派に成長しました。
【名前】ビャクレン
【レベル】220
【性別】♀
【種族】ケイオス・ヒューマッド
【属性】混沌、地、水
【種族値蓄積】20652 / 混沌、地、水
【HP】63657 / 63657
【MP】34114 / 34114
【SP】0
【STR】13641
【VIT】6269
【INT】9666
【MND】7577
【DEX】3764
【AGI】4407
【LUK】3052
【特性】
<泥体変異生物> <泥潜伏> <蓄泥 500% / 500%>
<災禍の魔物> <節泥> <魔力分解吸収>
<蝕む泥> <変幻の泥> <泥姫の加護>
【スキル】
<潜伏 Lv.MAX> <泥飛ばし Lv.MAX> <泥鉄砲 Lv.MAX>
<泥沼 Lv.MAX> <捕食 Lv.MAX> <戦闘指揮 Lv.MAX>
<格闘術 Lv.MAX> <徒手空拳 Lv.MAX> <サザーランド流拳闘術 Lv.MAX>
<闘気 Lv.MAX> <空歩 Lv.MAX> <縮地 Lv.MAX>
<受け流し Lv.MAX> <カウンター Lv.MAX> <魔力付与術 Lv.MAX>
<火魔法 Lv.MAX> <地魔法 Lv.MAX> <水魔法 Lv.MAX>
<混沌魔法 Lv.15> <魔力操作 Lv.MAX> <魔力支配 Lv.MAX>
<無詠唱魔法>
<気配探知 Lv.MAX> <魔力探知 Lv.MAX> <鑑定 Lv.MAX>
<威圧 Lv.MAX>
<体力 Lv.MAX> <魔力 Lv.MAX> <筋力 Lv.MAX>
<耐久 Lv.MAX> <知力 Lv.MAX> <精神力 Lv.MAX>
<器用 Lv.MAX> <敏捷 Lv.MAX> <運 Lv.MAX>
<強靭 Lv.MAX> <魔導 Lv.MAX> <剛腕 Lv.MAX>
<堅牢 Lv.MAX> <叡智 Lv.MAX> <不屈 Lv.MAX>
<技巧 Lv.MAX> <神速 Lv.MAX> <豪運 Lv.MAX>
<全物理耐性 Lv.5> <火耐性 Lv.5> <地耐性 Lv.5>
<水耐性 Lv.5> <風耐性 Lv.5> <全状態異常耐性 Lv.3>
【装備】
右手武器:混沌渦巻く厄災泥(固定)
左手武器:混沌渦巻く厄災泥(固定)
頭:なし(泥装備)
体:なし(泥装備)
腰:なし(泥装備)
手:なし(泥装備)
足:なし(泥装備)
アクセサリー1:災禍の魂
アクセサリー2:混沌のリボン
アクセサリー3:なし
アクセサリー4:なし
【称号】
<無謀な挑戦者> <挑戦者> <下剋上>
<ジャイアントキリング> <天を穿つ者> <上位種族>
<一撃必殺> <破壊者> <破壊王>
<破壊神> <上位者の側近> <混沌に抗う者>
<泥姫ガチ恋勢> <サザーランド流拳闘術皆伝>
ビャクレンは腕を手甲の形にして敵を文字通り原型留めないくらいボッコボコに殴ってる。時々先端を杭みたいに尖らせて威力上げたりしてエグい……。
二人とも魔法を拳や剣に付与して殴るから火力が跳ね上がってダメージがやっべぇぞ。
こちらは一撃に重きを置くスタイルらしいので、最低限のDEXとAGIを確保したら後はSTRに振ってます。人だった頃に指揮官として従軍経験もあるとのことで、本当に国作ったら我が軍を率いてもらおうかな?
【名前】ヴァージニア
【レベル】220
【性別】♀
【種族】ケイオス・ヒューマッド
【属性】混沌、地、水
【種族値蓄積】20652 / 混沌、地、水
【HP】63657 / 63657
【MP】34114 / 34114
【SP】0
【STR】9705
【VIT】6269
【INT】9666
【MND】7577
【DEX】5084
【AGI】7022
【LUK】3052
【特性】
<泥体変異生物> <泥潜伏> <蓄泥 500% / 500%>
<災禍の魔物> <節泥> <魔力分解吸収>
<蝕む泥> <変幻の泥> <泥姫の加護>
【スキル】
<潜伏 Lv.MAX> <泥飛ばし Lv.MAX> <泥鉄砲 Lv.MAX>
<泥沼 Lv.MAX> <捕食 Lv.MAX>
<格闘術 Lv.MAX> <剣術 Lv.MAX> <双剣術 Lv.MAX>
<ヒューゲイル流双剣術 Lv.MAX> <闘気 Lv.MAX> <空歩 Lv.MAX>
<縮地 Lv.MAX> <受け流し Lv.MAX> <カウンター Lv.MAX>
<魔力付与術 Lv.MAX>
<水魔法 Lv.MAX> <風魔法 Lv.MAX> <地魔法 Lv.MAX>
<混沌魔法 Lv.15> <魔力操作 Lv.MAX> <魔力支配 Lv.MAX>
<無詠唱魔法>
<気配探知 Lv.MAX> <魔力探知 Lv.MAX> <鑑定 Lv.MAX>
<威圧 Lv.MAX>
<体力 Lv.MAX> <魔力 Lv.MAX> <筋力 Lv.MAX>
<耐久 Lv.MAX> <知力 Lv.MAX> <精神力 Lv.MAX>
<器用 Lv.MAX> <敏捷 Lv.MAX> <運 Lv.MAX>
<強靭 Lv.MAX> <魔導 Lv.MAX> <剛腕 Lv.MAX>
<堅牢 Lv.MAX> <叡智 Lv.MAX> <不屈 Lv.MAX>
<技巧 Lv.MAX> <神速 Lv.MAX> <豪運 Lv.MAX>
<全物理耐性 Lv.5> <火耐性 Lv.5> <地耐性 Lv.5>
<水耐性 Lv.5> <風耐性 Lv.5> <全状態異常耐性 Lv.3>
【装備】
右手武器:混沌渦巻く厄災泥(固定)
左手武器:混沌渦巻く厄災泥(固定)
頭:なし(泥装備)
体:なし(泥装備)
腰:なし(泥装備)
手:なし(泥装備)
足:なし(泥装備)
アクセサリー1:災禍の魂
アクセサリー2:混沌のリボン
アクセサリー3:なし
アクセサリー4:なし
【称号】
<無謀な挑戦者> <挑戦者> <下剋上>
<ジャイアントキリング> <天を穿つ者> <上位種族>
<一撃必殺> <破壊者> <破壊王>
<破壊神> <上位者の側近> <混沌に抗う者>
<泥姫ガチ恋勢> <ヒューゲイル流双剣術皆伝>
ヴァージニアちゃんはぴゅんぴゅん動き回りながら、手首から先を双剣に変形させて敵を粉微塵にしております。カマキリみたいな感じ。
双剣はDEXもダメージに影響するみたいなので、DEXとAGIを鍛えてスピード型クリティカルアタッカーになってもらおう。地獄のような手数で敵を磨り潰すのだ! クリティカルは防御ステータスを一定量貫通する仕様だから、火力も安定。
以上が手塩にかけたマイファミリーの現状です。わしが育てた(後方腕組み)
特性とかはドロータスちゃんの下位互換ではあるものの、性能は十分に強力。この子らもうそこらのボスより強いんじゃないかな?? たぶん町とかに投下したら一人で壊滅させちゃう気がするんですがそれは……。
ふむ。こんだけ戦力充実してきたなら、もう進んでもいいかもしれないね。
「そろそろ狩るか……♠」
「? 何をでしょう、姫様」
「姫様~、どこか行くのー?」
もはやホームグラウンドと化したこの1~9階層において、まだ未到達の場所は一つしかない。
そうです。
ボス狩りの時間だ!コラァ!!
人外の女女に軽率にチューさせたいという強い気持ちでこの作品を書き始めました。対戦よろしくお願いします。




