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独白  作者: 潮崎レオル
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2016年7月19日の発作

本文に入る前に。



これは、2016年7月19日の3限目に起きた発作中に、右手が勝手に書いたものです。


嘘だろ? 笑わせるな。

そう思う方もいるでしょう。


しかし、事実なのです。


私は、動悸を始めとした症状を抑えようとしていました。

その中で、右手はペンを持ち、その場にあった紙に、狂った文を書きました。


掻き乱された脳内を、機械のように、何かに操られている傀儡のように。

右手は、文を書きました。


この度の本文は、私の作品史上、最も気分を害すだろうものの一つだという確信があります。


狂いに狂った、脳内投影のみのために経験しなくば何かわからないような文章でございます。


それでも構わない、という方のみ、本文に移動してください。



      2016年7月20日11:20、前書修正。












胸が、痛い。

息が苦しい。

助けて。

助けて。


頭が、熱い。

苦しい。

苦しい。

助けて。


助けて。



やめて、やだ、嫌だよ!

僕は、僕だ! 僕なんだ!

お前じゃない! お前のものじゃないんだ!


やめろ、入ってくるな!

やめろ! やめて! 嫌、やだ、嫌だ!

頭が、痛い! 熱い! 熱いよ!



吐き気が、する。

息が、苦しい。

酸素が、薄い。


胸が、痛い。

抉られてるみたいだ。



なに、これ。

考えが、まとまらない。

渦だ、渦なのかな? わかんない。

わかんない、わかんない、わかんない、わかんない。



知らない知らない知らない知らない知らない知らない!


何を知らない? 全部。

感情って何? どういうものだったの?

思い出せない、思い出せない。



苦しい、苦しい、苦しい、苦しい。


嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ!


助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて助けて!



……あれ?

僕、何書いてるんだろう。


自分の考えも、行動も、制御できないよ。


僕って、こんなのだったっけ?


こんな、弱かったっけ?



ああ、だめだ。

何かが、何かが、僕の中から溢れ出してくる。


止まらない、止まれない、止められない。



胸が痛い、息が苦しい、頭が熱い、声が聞こえる。


止まれ、止まれ!

動くな、動くなよ!

右手、止まってよ! ねえ!

誰だよ、僕の手を動かしてるのは!

誰? 誰なのさ。誰なんだよ!

答えろ、答えろ!


僕を、どうする気だよ! ねえ!


止まって、止まって、止まって、止まって!

止まれ止まれ止まれ止まれ!


話すな!

頭の中で話すなよ!

黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ黙れ!

やめて、やめてよ!


僕は、まだ、壊れたくなんてない!



…………………………………………



本当に?

本当に、壊れたくないの?


わからないや。もう、わからない。

何も、何も、何も、何も。


光も、感情も、僕のことも。


何も、かも――

気分を害された方、申し訳ございませんでした。

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