表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
独白  作者: 潮崎レオル
5/12

ありがたい

活動報告に悩みを上げた時、私は、闇の他に何も見えなくなっていた。


突如、光が目の前から消えたような感覚に陥り、光と共に、感情が何処かへ消えた。


何もないのに、ボロボロと、涙が溢れ落ちた。

喉はきつく締まり、空気を通さなかった。

心臓が、刺されるように痛かった。

脳内は焼けるように熱く、思案思考は固まることなく、流れ、乱れ、渦巻いた。


あまり考えもしないまま、活動報告にメッセージを書き込んだ。


書くな、書くな、と響く声に対抗し、伝えよう、伝えよう、と、震える右手を動かした。


書き終わると、すぐ、後悔した。

何故、こんなこと書いたのだろう、と。


しかし、消す気にはなれなかった。

消してはならない、そう思った。


結局は、助けを求めていた。

不安で、不安で、誰かにこの気持ちを知ってほしかった。

心に、光を灯してほしかった。


所詮、無駄足だろう。

苦しみの中、そう思っていた。


だが、メッセージを見てくださった方々は、私の心に寄り添い、普段ならば聞くこともできないだろう優しい言葉を、助言をくれた。


ありがたかった。

嬉しいという感情を抱くことができなくなっていたが、たしかに、そう感じた。


気持ちの整理がつき、眠りに落ちようと意識が遠退く中、私は、1つ、思うことがあった。


ああ、私は、なんて恵まれているのだろう。

ありがたい、ありがたい。

感謝、感謝です。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ