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光は唐突に消えた
今、さっきまで見えていたはずの光は、目の前で、夜空に浮かぶ星のように散り、キラキラと輝きながら、真っ暗な闇に吸い込まれていった。
どこに行ったんだろう?
辺りを見渡しても、どこにもない。
欠片すら、見当たらない。
さっきまでは、絶対にあった。
なのに、いきなり、消えた。
見えない。
見得ない。
どこに行ったんだ?
さっきまでの、溢れんばかりの光は。
周りは真っ暗、何も見えない、見えなくなった。
感じなくなった、光、というものを。
なんの前触れもなく、唐突に。
何故、何故。
わからない。
ただ、一つ、わかることがある。
私は、突如、闇に突き落とされたのだ。
お先真っ暗どころの話ではありません。




