10/12
僕は人の作品を読めない
まさかの再開。
もはや職業病の域なのかもしれない。
僕は小説を読むのにどうしても、文章のつながりや段落、文のねじれその他等々が気になってしまう。
それを伝えても良いのかもしれないけれど、伝えたことで作者が筆を折るかもしれない。
だから伝えないでいるんだ。
けれど、どうしてもモヤモヤしてしまう。
だからいつも、読むのをやめてしまう。
傷つきたくないし、傷つけたくもないから。
こんな自分が嫌だとも思いつつ、直したら駄目なような気すらする。
けれど直すべきなんだろう。
自分の作品にそれができたら良いのだけれど、僕は自作品にそれは出来ない。
なのに人の作品にはそうしてしまう。
人を傷つけるだけのものなんて、なくなってしまえば良いんだ。
自分が傷つくだけだから、そんなのはないほうが良い。
僕は、人の作品を素直に楽しめない。
偉そうに口出ししてしまう。
赤を多量に入れてしまう。
校閲師でもないくせに。
僕は、人の作品を読めない。
人の作品を読んじゃあならないんだ。
いっそ校閲師になりたい。
向いてなさそうだけれども。




