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三話 お試しパーティ

前よりもかなり雑さが目立つ・・・

「ミヤビィ~」


「どうしたルーフェ?」


ベットでごろごろ転がりながら呼びかけると彼女はティーカップを静かにテーブルに置きつつ言う。

俺はベットからガバッと起き上がりキラークイーンを構えてポーズをミヤビの前でキラリと決める。


「そろそろ働こうかなと」


「ああ・・・」


今のところこのゲーム内では十三日目に突入している。

正直なところまともに活動していたのは八日目までで、その五日目はギルドに入らないかと俺に名指しで勧誘したやつと対人戦をしたぐらいだ。

何故対人戦をするハメになったか、それは勝ったらギルドに文句を言わずに入れ、負けたら金やるよ。的な内容だったからだ。

しかも勝利金が中々多い、これは受けるべきと思い戦闘開始。

直感からのパリィで速射のコンボで俺の勝利は決まったというわけだ。

対人ルールとしてHPを1残す設定を使っているので対戦相手はリアルゲームオーバーはしてない。

ちなみに対人では経験値も入る。

六日目から八日目まではふざけて二つ目の街まで遠征し、三つ目の街へ到達した後久々にレグルスと顔を合わせ、他愛ない話していたら他の五人が来そうだったので早々と退散してきたぐらいだ。

戦闘方法はパリィからの速射を重点的にやっていたが普通に戦ってもキラークイーンの威力が中々高く、十分使える、それ以上に強かった。

おかげでレベルは急速に上がったが。


Name:ルーフェ

LV:27

STR(筋力):1(+20)

DUR(耐久):1(+20)

CON(体力):1(+20)

VIT(生命):1(+20)

AGI(敏捷):1(+20)

DEX(器用):1(+20)

POW(精神):1(+20)

FOR(理力):1(+20)

INT(知性):1(+20)

LUK(幸運):109(+20)

〔メインスキル〕

盾スキル【パリィ(受け流し・弾き返し):LV・M】

盾スキル【シールドバッシュ:LV・M】

盾スキル【ショックインパクト:LV7】

〔サブスキル〕

射撃スキル【速射:LV・M】【三連凶弾:LV・M】

投擲スキル【同時投擲:LV7】

右手武器:M式-ゼクス・キラークイーン

右手アイテム:小型爆弾×5

左手武器:M式試作型銃-アインス・M式試作型盾-ヒュンフ

〔特殊スキル〕

【直感】解放条件:LUKが50を越える。

【危機回避】解放条件:LUKが90を越える。

【貪欲】解放条件:LUKが100を越える。


【ショックインパクト】は相手の攻撃を受けた時、その相手を盾で弾き飛ばし間合いを作るスキル。

レベルが高ければ間合いも伸びる。

相手にスタンを取らせることも可能。


M式-ゼクス・キラークイーン

M式試作型銃-アインスの攻撃力を10とするとこの銃の攻撃力は100だ。

加えて全能力値に+20が付与されるぶっ飛び性能。

何でこんなすごいのが出来たのかミヤビに聞くと、作成成功時に現れた成功の文字が黄金色だったらしい、いつもなら白色との事。

おそらくそれだとは思うがまぁどうでもいい話。


【危機回避】

致命傷や瀕死、死亡と判定されかねない攻撃をLUK依存の確立で回避する。


【貪欲】

敵を倒した時に得るアイテムや金のレア確率や量が変わる。

※常時発動。



「私としてはルーフェに寄生してるわけだから働いてもらった方がありがたいけど・・・」


「そのかわり専属の武器職人でしょー?お相子じゃん!」


言うと彼女はふふふと笑ってそうだったと肯定する。

性格がクールな時とハイテンションの時とで口調が良く変わるので会話していて飽きることは無い、面白いから。

何より美人だ。

髪は淀みが全く見られない黒髪だしキリッとした感じがいかにもお姉さん感を見事に出してる。

加えて中々のスタイル、正面からタックルハグを喰らった時も痛みと同時に何かの柔らかさに意識がいったからな。


「って事で、行ってくるよ!」


「ああ、いってらっしゃい」






★――――――――――★




このゲームには集会所なる物がある。

そこでは酒場と同じように食事もできる。

そして何よりクエストを受ける事が出来る。


「賑わってるなぁ」


扉をこっそり開け中に入ると既にたくさんのプレイヤーの方々が集まっておられた。

もちろんここでパーティを組めるし、仲間を見つけるにうってつけの場所だろうが、あまり俺としてはパーティを組む気になれない。

何故かと言えばこのゲーム内での人脈はレグルス達だけでいいと思っているからだ。

もし見捨てられたら、彼らが死んだらと考えたりもしたが、赤の他人と知り合いになって生きて帰った後にオフ会なるものが発生したら俺は絶対にいけなくなる、なんたって命が掛かってるゲームだ、オフ会があっても不思議じゃない、しかも知人がやっていて俺の存在がバレたりしたらなお問題だ。


「グランベアの討伐・・・あるんだなぁ」


クエストカウンターを見に行ってみればバク転を使えるきっかけになったモンスターのクエストが。

これをクリアした人数は47人、最速一位はとるーぱーと書かれている。

とるーぱーと言えば現行最強と言われているプレイヤーだ、レベルは53だったか。

既に最速の方たちは五つ目の街にまで到達しているとかしてないとか、三つ目の街のモンスターの適正が30代だった気がするが関係のない事だ。


「おい・・・おいってば!」


「へっ?な、何?私?」


「そうだよ!」


あまり怖くない怒鳴り声で俺に喋りかけてきたのはいかにも子供・・・小学生?中学生ならギリギリか。

突然の事で驚いたが対応の仕方で俺と言わなくて良かったと今更安心する。


「グランベアのクエスト受けたいからどいてくれ!」


俺はそれを聞き、ごめんね?と少し微笑みを見せてから素直に退く。

みたかこの優しい対応の仕方、女子力()高いでしょう。

どうやら俺の居た場所が丁度良かったらしく彼がクエストを見る邪魔をしていたらしい。

ん?待て少年。お前は何のクエストを受けると言った?


「え、えっと。グランベアの討伐受けるの?」


「そうだけど?」


ムスッとした顔で答える。お姉さんくらいには優しくしようぜ。

それに対しにっこりと笑顔で答えてやる、良いお姉さんは笑みを絶やさない。俺氏談。


「それを受けるって事は自信があるって事だよね?レベルはいくつぐらいなの?」


聞くと彼は渋い顔をする。

そこまで強くは無かったか?聞き方としては少しながらも相手をたてたつもりだったが・・・不味ったか。


「・・・18」


チラリとグランベア討伐のクエスト詳細を見てみる。

適正レベルは18~と書かれてある、確か俺もコイツを倒した時はLV18だった気がする。

だがあれは直感パリィ速射による超絶コンボで決めただけの事、あの時のパーティは壊滅状態だったはずだ。

もしこの少年をこのまま送りだし帰ってこなかったらとても気分が悪い、何故かって?止める人間が今のところ俺しかいないからだ。


「せっかくだから私も連れて行ってくれないかな?」


「え!?」


膝を曲げ目線を合わせる。

小首を傾げダメかな?といった少し悲しそうな表情をしてやる、これで萌えポイントは確実に入るはずだ。

中身が男と知れた瞬間ブーイングが飛ぶかもしれないが。


「いいけど・・・でも俺がリーダーだからな!」


「はいはい、承知しましたリーダー♪」


語尾を少し上げる。

これだけで喜んでいるように聞こえるからだ。多分。

彼はどうせ俺一人より他にもいた方が心強いとでも思ったのかパーティ募集を張り出してしまったようだ、できれば関係は作りたくなかったのだが・・・。

仕方が無いと自己完結して適当な椅子に着く、それに続いて彼も椅子に付いた。


「自己紹介がまだだったわね。私はルーフェ、えっと・・・両手拳銃を使ってるわ。あんまり強くは無い・・・かな」


ここでメイン盾を言おうものなら出て行けって事になりかねないので伏せておく。


「俺はシン、両手剣を使っててSTRとAGIを重点的に上げてる」


典型的な速攻型か、LV18ならグランベアの攻撃を喰らえば一撃で逝く事になってしまうだろう。

丁度両方の自己紹介が終わったところで俺に声が掛けられる。


「グランベアの討伐クエストの募集してるのってアンタだろ?」


見た感じいかにも戦士な装備をした男が俺達のテーブルにやってくる。

男は武器を仕舞うタイプではなく、右手にロングソードの様なものと左手に無骨な盾を持っている。


「えーっと、募集してるのは私じゃなくて、彼?」


右手をスッとシンの方に向けさり気なく注意を俺からはずさせる。

男はシンの事をチラリと見ると訝しげな顔をしながらまた俺の方を向く、まぁ一見大人の俺がいるのに子供の方がリーダーですなんて言われたらそうなるかもしれない。


「何だよ!俺がリーダーで悪いってのか!?」


シンは男に変な顔をされたのがいらついたのか、立ち上がりつつ言う。

そこまでキレる事は無いだろうと思ったが精神年齢は見た感じのままだったようだ。これは俺のお姉さん力が問われる。


「まぁまぁ、そんなに怒っちゃだめよ。リーダーはいつでも冷静でいないと。それで貴方は募集を見てきたのよね?」


シンを宥めつつ男に問う、せっかく来てくれたのにこのまま険悪なムードは物凄く困る。

俺は男を椅子に誘導し、どうぞ座ってと続ける。

自分の自己紹介とシンの自己紹介を代わりにしてやり、男の素性を聞く。


「プレイヤーネームはロイドでLV21。STRとDURを上げてて見たまんまの戦士だ」


18と21、いけるだろうか?適当に火力が高ければ攻め落とせそう無きはするが、もしもの時は俺が出張ればいいか。

善意のために助けようとした行動が段々面倒な事になってきている。

くっそ、見捨てた方が良かったかもしれん、どうせ他人だ。

表では笑顔、裏では後悔をしているともう一人話しかけてくる女性が現れた。


「グランベアの討伐よね?」


四人目だ。

シンがいつ爆発するか分からないのでささっと済ませてしまおう。


「ええ、そうですよ。参加希望ですか?」


「そんな感じ、今のところこの三人?リーダーは貴方?」


女性はロイドを見る。

ああ、やっぱりみんなそう思うのね、俺もそう思うけど。

どうしたものか、シンをチラリと見てみれば


「俺がリーダーだ!!」


案の定。

どうなる?どう返すの?ねぇ?

シンの声が本気っぽいからキレてるのは丸分かりだろう。

確かに間違われるのは嫌だがその容姿なら仕方ないじゃないか。


「何怒ってんの・・・こんなので大丈夫?」


ぐぁぁ。爆弾投下しおってからに・・・。

シンはそれに対しなんだと!と叫ぶ。


「やっぱりそう思うよなぁ。俺も間違えたよ」


肯定と便乗をしないでくれ、胃が痛くなりそうだ。

女性は俺の隣に腰を降ろす。

とりあえず俺は先に全員の自己紹介を済ませてやり、彼女にも自己紹介をしてくれと促す。


「私はミネア、LV20で右手装備に剣のみでSTRとAGI、DEXを上げてるわ。で、グランベアの危険度は7とかって話だけど戦略とかあるの?」


あれに戦略とかいるのか、とか一瞬思ったが俺の戦法は完璧なる運任せだから結局そういう事か。


「全員で攻撃すればいいだろ?」


シンがそういうとミネアはハァとため息をつく、確かにアイツ相手に今のレベルで正面切って殴りかかるのは危険と言える。俺が言えた事じゃないが。


「言っとくけど、適正LV18とか嘘に近いからねアレ。前のパーティがLV20代で一人死亡で倒せず帰って来たのよ。その彼らの話によれば栗色の髪の女がサクサクっと倒しちゃったらしいけど」


こんな感じのね。と俺を指さしてくる。心当たりがある分なんて返すか迷ってしまう。

そんな俺の動揺をよそに早速パーティが崩壊しつつある。


「こんなんじゃ私たちも全滅しかねないわよ。リーダー大丈夫なの?」




★――――――――――★




「とか言いつつ来ちゃうんだよな・・・」


【クリティカルダメージ!】

【エルッドラビットは倒れた!】


現在地はあの時の森だ。

近くに寄って来たエルラビを一撃で仕留める。

キラークイーンの威力は高いし、器用さにより威力補正もかかり、加えて運によるクリティカルダメージで良い感じだ。


「勝手に先進むなって・・・」


「こんなの相手にする必要無いだろ」


あちらでは論争が繰り広げられている。

半ば予想はできたが仕方が無い。

実はさっきエルラビの大群に会い、それを狩っていたのだがあまりにも多すぎるためシンが無視して先へ進み、俺達はエルラビを一掃してから行った結果こうなっている。

確かにリーダーなる物が身勝手な行動をしたらダメだがそれの注意の仕方が・・。


「やっぱリーダーに向いてないわ、私かロイドかルーフェがやった方が全然いいわね」


「俺はリーダーだけは嫌だな」


もうやめてくれ・・・

そこでズドンと大きな音が森に響く。

俺は即座に音のする方向を向き、キラークイーンとアインスを構える。


「おい、来たぞ」


他の皆も気付いた様でさっと剣を構える。

さてこれからどんな指示が飛んでくるのか、ため息混じりに考えていると俺の横から何かがグランベアに向かっていく。


「ちょっとシン!?」


視認した後考えるより口が先に動く、それはシンが両手に剣を構えグランベアに突っ込んでいる様だった。

ああもうリーダーがそれかよ・・・

俺は半ばヤケクソ気味に三連凶弾を撃ち放つ。

器用さが武器補正で上がっているため大丈夫だろうとスキルを放ったが少しずれた気がする。不味いかも。


【一発目クリティカルヒット!】

【二発目命中!】

【三発目失敗!】


グランベアは二発目を喰らった時少しよろめいてくれたのだが、目に見える程被害を受けていないように見える。

くっそ、三発目が肝だってのに・・・


「おらぁぁぁぁぁっ!」


シンはそのよろめいた隙をついて攻撃したが傷一つ付いていない。

STRよりAGIの方が多かったのだろうし、加えてLV18だ。ミネアも言った通りLV18は適正ではない。


「何だこいつ等ッ!」


その声に振り向いてみると、ロイドとミネアがクルウルフを相手に戦闘を繰り広げている。

クルウルフとはエルラビとはケタ違いで強い個体だ。

それもまた大勢で来るので面倒なことこの上ない、しかもこの森でグランベアの次に注意すべき敵だ。数が多いから。

もうお姉さんなどどうでもいい、早く終わらせてミヤビに癒されよう。


「退いてろ、シン」


グランベアの前に立つシンに言う。

俺のいきなりの口調の変化に一時は驚きを見せたが、すぐ真剣な顔に戻り言い返す。


「なんでだよ、お前こそ退いてろよ。あんまり強くないんだろ」


言うと思ったさ、うん。けどもう俺は帰りたいんだ・・・。

シンの首根っこを掴みひょいと後ろに投げる。


「あの二人クルウルフに絡まれてるから援護しに行ってあげて」


「はぁ?それよりもコイツだろ!」


グランベアはあの時と動揺に黒い爪を振りかかろうとしてくる。

避けるつもりは毛頭ない、避けてしまえば意味が無い。


「ちょっ!危ないぞ!」


【直感】

いつも思うが中々のぶっ飛び性能だ。

上手く言えないがなんとなくここだって分かる。第六感ってのはこういうもんなんだろうな。

黒い爪が俺の目の前に迫る。ここだ・・・!

アインスをヒュンフに変更しすぐさま【パリィ】発動。

【確定的成功だ!】

ヒュンフをアインスに戻し確定成功中に【速射】発動。

【グランベアにダメージ!】12発 

【グランベアにクリティカルダメージ!】28発

【グランベアを倒した!】

【鋭利な黒爪を手に入れた!】

【20000G手に入れた!】


「な・・・」


グランベアの大きな身体が倒れ、その途中で光りの粒子の様な状態になり、きれいさっぱり消えてしまった。

シンはその光景に見とれている。今の内だッ!

速攻でパーティを脱退し帰還の移術を使用し、俺は何とかシンに姿を見られる事なくその場から去った。






★――――――――――★




【危険・迷惑プレイヤー晒し掲示板7被害目】




43 名無しの最強さん 10:22:25 ID:2943292


我らのメイン盾ルーフェがグランベアを一人で倒したらしいぞwwww


46 名無しの最強さん 10:24:02 ID:8520954


マジかよwwwwwwww


47 名無しの最強さん 10:24:47 ID:5242388


それガチ?


51 名無しの最強さん 10:27:13 ID:1034274


>>47ガチらしい、聞きこみに行ったらパーティが壊滅状態の時にルーフェが木から飛び降りて現れたらしい。

あの時の写真も見せてこの人だっていう裏付けも取れたからマジ話。


52 名無しの最強さん 10:27:55 ID:4242394


メイン盾の運極振りでどうやって戦うん?


55 名無しの最強さん 10:29:11 ID:6294242


>>52武器は銃使ってるらしい。


59 名無しの最強さん 10:32:38 ID:2345063


言っとくがお前等ルーフェは俺の妹だからな


62 名無しの最強さん 10:34:23 ID:7036724


>>59なら貰って行きますね義兄さん


63 名無しの最強さん 10:35:14 ID:9492025


お前等これ本人が見てたらどうすんだよ!


65 名無しの最強さん 10:36:09 ID:0184561


これ見て赤面してベッドに転がりはいる所まで想像した。


66 名無しの最強さん 10:36:16 ID:6438290


>>65通報した。


68 名無しの最強さん 10:37:42 ID:2940627


>>66はえぇwwww

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