料理
今でこそ3人の子どもたちの母をやっているが
当然、私にもまだ若い女子の時代があった
おしゃれや恋愛には興味津々だったけど、料理には一切関心が無かった
というよりは、食べること自体にも全然興味が無かった
ガリガリで生きる気力もなかったから
食べる楽しみなんて全くゼロで、生命維持のための栄養補給でしかなかった
鬱状態だとお腹も空かない
胃の調子も悪くて量も食べられなかった(今では見る影もない)
私の母親が料理が得意ではなかったのもあり
結婚するまでほぼ料理をしなかった
そんな私が結婚して、毎日ご飯を作るようになり、最初は本当に酷かった
うどんのつゆは何からできているのか?そこからのスタートだった
結婚後、すぐに妊娠したので専業主婦で時間だけはあった
夕飯作りの準備から片付けまで、毎日2時間くらい費やした
夫のためだけなら、そんなに頑張らなかったと思う
お腹の中の子のために、初めて食事と向き合った
私の食べるもので、赤ちゃんが育つ
そう思うと、絶対に手を抜けなかった
朝から晩まで本やネットで勉強しては料理を作る、の繰り返し
本当に食育の知識が無かったから、基本のキから(独学ではあったけど)正確な情報を吸収して学べた
自分の過去の経験は、料理が苦手な母親の用意したご飯の乏しい記憶だけ
幸い義母は料理上手だったので、とても参考になった
そんなこんなでようやく人並みになった現在
人間生きている限りは食べなければならない
毎日食べるものが、自分になる
家族がいるから、毎日料理をする
自分独りのためだと、つい適当になる
最近は自分一人の時は、ジャンクな好きなものや手軽なパンやお菓子を食べてすませていた
自分を大事にすることは
楽をしたり、好物ばかりを食べるのもありだけど
自分の体を大切にするためには、食事は重要
いつも家族のため、子どものためにご飯を作ってきたけど
自分のために美味しいご飯を作ることが、自分を愛すること
高齢になった私の母は不摂生な食事を続けて現在病気で治療中
母の食事を作り届ける
料理をしながら、いろいろ思う
反面教師の母のおかげで食事の大切さを思い知らされる
私よりも料理が苦手だった母なりに頑張って子育てしていたのだと今なら理解できる
料理をすることは、誰かのため
自分のため、家族のため、愛する人のため
物理的な体で地球を生きるのに必要不可欠
料理は愛情(by結城先生)
一番身近で、毎日食べるもので、愛を表現している
自分を大事にする仕方がわからない、という人は、まずは自分の食事を考えてみたらいい
自分の大切な誰かに作るように
何より一番大事な自分なのだから
両親や子どもたちを愛するように
料理ができる元気な体でいるためにも
自分のために美味しいご飯を食べよう




