散策奇
気が付くとわたしは、真夏の真昼の辻の廃屋前に立っていた。
自分が何で、ここはどこかはわからないが、わたしは北へ進むべきだと知っていた。
北は昏いがしかたない。わたしは北へ向かって歩き出した。
昏い廃屋内は広く、わたしは奇妙な物事に出会いながら、歩いていくのだった。
自分が何で、ここはどこかはわからないが、わたしは北へ進むべきだと知っていた。
北は昏いがしかたない。わたしは北へ向かって歩き出した。
昏い廃屋内は広く、わたしは奇妙な物事に出会いながら、歩いていくのだった。