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旅立ちと共に

明日の午前五時の始発、僕はその列車に乗って街を出るよ

寂しいって思うけど、皆はどんな気持ちでいてくれるんだい?


小学生の時のイジメ、中学時代の居場所が無い孤独感

その全て心のバッグに詰め込んで、僕はこの街を去るよ


自ら鍵を掛けた、部屋の中で一人きり

すぐ隣にあるのに遠い場所を目指してみたい


明日の午後を過ぎれば僕はこの街から離れて走ってるかな

どうしても僕を認めてくれない世界から逃げ出したいよ……。


自ら鍵を掛けた、部屋の中で一人きり

自殺願望も倦怠感も抱えて僕はいく


病んじゃって、嫌になって、死んじゃいたいって思ったって

泣いちゃって、嫌になって、死んじゃいたいって思ったって


『助けて』と叫びたいのに、言葉は引っ込み思案で出て来ない

カラッポな僕なのに何も無いはずの身体の何処かに

希望がまだいるみたいだ……。


自ら鍵を掛けた、部屋の中から出よう

自殺願望も倦怠感も抱えて僕はいく


旅立ちと共に頼りない希望を頼っていく

そのくらいで十分だよ

生きる為の原動力なんてさ




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