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ただの日常、時々ご飯。  作者: モリガン
本篇④
95/104

第88話「大森行進曲 第3章プロローグ~現代に残るしがない中華料理屋~」

悠一:あれ?リコリスって皆覚えてるかな?


あすな:いや…?


悠一:じゃあ説明しますか?


あすな:はい。


ここは定食屋リコリス。そこには昔気質の店主悠一と熱血漢の店員明日奈の姿があった。そして今日、リコリスに新しい店員が来るとか来ないとか…


「お前も浪人生にしてやろうか…」

「…あの店長、何を言ってるんですか?」

「ああ、言わなくちゃいけないと思ってね。それよりもあすな、うちに新しいバイトを入れることになったよ!」

「え…えぇっーーーー!」


こんなサプライズは初めてだろう。しかし、これをするのも無理はない。実はこの日の朝悠一のもとに謎の手紙が送られてきた。長年噂になっていた“引きこもりのクルミ”からだ。どうやらこの店でバイトがしたいとのことだ。しかも、あと10分で来るというので二人は急いで準備をした。


-10分後-


「ここがリコリスか?」

「そうですよ。では自己紹介と希望のシフトをお願いします。」

「桃園くるみ、19歳だ。シフトは入れるだけ入れてくれ。」

「…はい、わかりました。では今日からお願いします。」

「私が教育するんですね。わかります。」

「てなわけであすなから仕事を教えてもらってください。あ、俺は店長の大久保悠一です。わからないことがあったら呼んでね~」

「…で、私が小色あすなだ。とりあえず仕事を覚えよっか。」


そんなこんなで仕事を教えることになった明日奈、くるみにはレジ作業、接客、ホールなど一通りのことを教えた。くるみはまだ慣れていなさそうだがなんとかできるようになったようだ。


「ふぅ…これで全部だな。」

「あ、ありがとう…う…うまくできるのかな…」

「こればかりは慣れるしかないだろうな。でも、真面目にやってるのが伝わってるから、きっと大丈夫だよ。」

「それに、ここの常連は中村家の長だからね。見た目に反してめちゃくちゃ優しいよ。」

「は、はい…」

「それじゃあ、もう一回復習しよっか。まず接客に一番必要なのは?」

「元気で明るいあいさつ!」

「もし困ったことがあったら?」

「一人で悩まず相談する!」

「よーし、ちゃんとわかってるな。」

「あと、この店はかなり人が来ないから気を抜かないでな!」


実際、週一で浩介たちが来るのを除けば一日に一人来るかどうかの店だ。リコリスは駅からのアクセスがかなり悪く、看板になるメニューがないためだ。しかし、人が来ないわけではないので油断していると…おっと、人が来たようだ。


「こんにちは!」

「今やってるでしょ?時にはお邪魔しようと思って。」

「…なぜ演劇部所属がばれたのだろうか…」

「飛翔さん、私もです。隠し通せると思ったんですけどね…」

「さぁ、くるみ。接客の時間だよ。」

「い…いらっしゃいませぇぇぇぇぇぇぇ!?!?!?!?」


これはいったい何が起きたのか。次回へ続く。

悠一:ネタバレされました。


浩介:寝起きヤシの木です。


由依:…それなんの曲?


???:わからないわ。

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