第85話「先生の日常」
雪:先生の日常?教授じゃなくて?
ことり:高校と大学がここでは一体化しているからね…
みなみ:というか…雪さんのお父さんって…
雪:…何のこと?
「ふぅ、午前の授業も頑張った!」
「ですねぇ、先輩。これから学食に行きますか?」
「もちろん行くでしょ!私の生徒ですから!」
「じゃあ今から行きましょう!混みますからね!」
「はい!」
私は西園寺蓮花。料理サークルのほとんどは私のゼミだわ。私が育てたといっても過言ではない!…で、隣にいるのは南川望愛。料理サークルの若き顧問で、かなりの多忙だ。彼女は後輩だからな、いつも一緒にいる。さて、愛弟子たちの美味しい学食を食べに行くか!ついでにあの子たちのかわいい顔も見れるし。…おや?
「そこにいるのは壮介だな!?」
「壮介さん!私たちと一緒にお昼食べましょう!」
「あ…はい…///」
「ふふっ。壮介は女になれないのか…?」
「たぶん…緊張してるのでしょう…」
「あの…その…」
「いいじゃないか。そうだ、うちらも取りに行かなくては!」
「そうですよ!では、そこでじっとしてください!」
…僕は佐原壮介。今先輩に絡まれた…ったく、次の授業までそんなに時間ないのに…って思ったら帰ってきた。
「壮介も学食派なんだ!」
「そうですね…男の教授はほとんど学食を嫌ってますからね…」
「い…いや、今日はたまたま…」
「確かにそんなときもある。でも、学食と弁当ならどっちがいいの?」
「僕は…どっちも好きですね…弁当なら好きなものを食べられますけど、栄養をバランスよくするなら学食の方がいいと思うんですよ…だから、みんなが好きに食べればいいと思うんです。」
「そうなのね…その気持ちはわかるわ…ったく、あの老〇共にもわかってほしいわ…」
「誰が老〇だ。これだから西園寺家の者は…」
「なんですか?東福寺家の話はしてないでしょ?自意識過剰すぎません?」
「でも、老〇と言ってたよな。悪いけど、あんたと年齢変わらないぞ?」
「でも事実じゃないですか。それと、あんたより年齢下ですけど?」
めんどくさいやつに絡まれたわ…彼は東福寺義幸、私の家の天敵よ。と言っても天敵としては大したことないけどね…
「ふん、学食より弁当派だろうが。何もわかってないな。」
「は…はい…」
「ちょっと、壮介をいじめないでください。」
「わ…わかったよ!」
「…さて、まだあの子たちは食堂の中かな?」
「あの…授業の時間がもうすぐなので…」
「壮介…これも研修の一環なんです。早く…って私も時間がないんでした!」
「あ…わかったよ。じゃあ食堂の厨房に行って…って、誰もいないじゃない!今日はもしかして…って、飛翔?」
「…西園寺先生…学食の営業時間変わったんですよ…」
「…え?」
知らなかった…でも、また来るからね!私は料理サークルの発展、祈ってるからね!
真音:飛翔、ナイスプレイ!
京子:あの西園寺を負かすなんて!
心美:許されない。許さない。
飛翔:あ、西園寺先生に対しての恨みとかはそういうのはないですよ。




