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ただの日常、時々ご飯。  作者: モリガン
本編①
9/104

第2話「バカと吸血鬼」

前回:気づいたら転生してた飛翔。どんな生活を始めるのか!

 

「とりあえずほかの住民に挨拶しよう!」


 転生前は一人暮らし用のアパートの角部屋に住んでいたので、きっとアパートだとおもった。予想通りのアパートだったので、まずは隣の人に挨拶しよう!チャイムを鳴らすとかわいらしい声がした。


「はーい、あ、神崎さん!」


 どうやら隣は蟹江さんだったようだ。昨日のお礼をして次の人に挨拶をしようとした。すると…


「神崎さん!私も最近引っ越したので一緒に挨拶しに行きます!そういえばまだほかの部屋に挨拶してないですね…」


 …じゃあ、なんで僕のところに最初に挨拶したんだよ…!そんなこと思いながら次の部屋の人に挨拶しに行った。次の部屋の人はチャイムを鳴らすとすぐ出てくれた。


「なんスか?」


 …いかにもバカそうなやつが来た。とりあえず僕は自己紹介をした。


「あ、お前も転生したの?同じじゃん!よろしくな!俺は速人っス!」


 キャラが濃そうだがとりあえず挨拶を終わらせると次の部屋に行こうとした。次の部屋は下なので、もしかしたら大家さんかもしれない、そう思ったのできちんと挨拶しようと思いながらチャイムを鳴らした。少しして出てきたのはかわいらしいドラキュラだった。普通に挨拶すると


「あたし、ドラキュラじゃないんだけど。」


 あ、これ怒っている。確実に心読まれている。普通とは人によって違うんだと思いつつ、普通に謝罪すると


「…あんたたち、初めて見る顔だね。あたしは真音、倉田真音。ヴァンパイアよ。」


 ちょっと扱いが難しそうだと本音が漏れそうになったが、さすがに言うのはまずいのでやめた。どうやら彼女は前からこのアパートに住んでいるそうだ。大家さんについて聞くと、こんなことを言われた。


「このアパートの大家?…そうね、あんたたちはあのバカと違ってちゃんと話を聞きそうだから教えてあげるわ。このアパートの大家は筆者が登場人物②で書くと思うけど、性格がかなり悪いの。今まで何人も大家のせいで引っ越したわ。あのバカはなんでケンカを売ったんだ…」


 …たぶん真音ちゃんの言うバカというのは速人君だろう。しかしその大家さんはそこまで性格悪いのか…ならそんな大家さんなんてほっといて自分らしく過ごしていくか!


「教えてくれてありがとうございました!では家賃について…」


 …そういえば転生前は月に家賃を4万円ほど入れていた。多くも少なくもないまともな額だと思うが、こっちではどんな感じなのか。


「そういえば君が神崎飛翔か。大家から伝言を預かってるわ、君はここに永住するんだから家賃は要らないって。その代わり、この街の人みんなと仲良くしてほしいって。大家がそんなこと言うなんてね。」


 …やっぱり自分らしく過ごしていくか!

自分らしく生きていくと決めた飛翔。ここから色んなキャラが出てくるぞぉ!次回もお楽しみに!

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