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ただの日常、時々ご飯。  作者: モリガン
本篇④
89/104

第82話「ドラマは再び動き出す~新・大森行進曲~」

ことり:伏見だ!やった!


浩介:初日の出も見せてやるよ!


慎一郎:いいですね…あ、でも。


浩義:渋滞だから車の中で年越し…


建一:いいじゃないですか。あと少しですよ。みなみお嬢様、起きてください。




「あ、みんな!よく来たねぇ!」

「麻依!それと姉さん!」

「姉さん!?いたの!?」

「そうですわね。というか…二人とも育ち良すぎでしょ…」

「結花さん…君も相当いいと思うよ…」

「まぁまぁ、みなさんあけましておめでとうございます。麻依の姉の帆花どす。」

「…もしかして…先輩!?」

「飛翔、知ってるの?」

「同じ部活の、帆花先輩では!?高校時代、演劇ですよね!」

「え…ほなほんまに飛翔なん…なんで転生したんやねん!」

「あ…あの…えぇ…」

「ほら、麻依が困ってるんだからやめなさいよ。」

「そうか…とりあえずみなさん今年も麻依をよろしゅうおたのもうします。」

「…飛翔、もしかして本当の話なの?」

「今のひーくんの話は本当だよ。あたしも演劇やってたからさ。」

「へ、へぇ…だから演劇の脚本みたいな小説になってるのかしら。」

「真音さん、それは作者が書きやすいからですよ。作者は実際に(ry」


まさかの出会いがあった。狐の姉妹である麻依と帆花、まさか飛翔の転生前の話が出るなんて思わなかっただろう。小説というのは文章が多くセリフが少ないというイメージがあると思うが、セリフが多い小説も時にはいいと思う。ただ、全てがセリフだともはや脚本なのでやめるべきだが。…こんな感じで話していると、夜がもうすぐ明けそうだ。話していると時間も気が付かないものだ。ちなみに、飛翔≒作者です。


「おや、飛翔さんじゃないですか。」

「あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします!」


慎一郎と浩介と連れがみんな来た。


「みなさん、おせちは食べましたか?」

「今は朝5時だからな!初日の出を見ようと思ってきたんだけどさ。」

「あたしたちは3日までここにいる予定なの。ちょうど友達も来るみたいだし。」

「わたくしと飛翔さんは2日で帰りますわ。」

「あ!せやったら、今日はうちで泊まってきたらええのに!」

「ではお言葉に甘えてそうしますわ。」

「ほなみんな、今日はうちらの手伝いをしてほしいなぁ。うちらせわしないさかいさ。あ、飛翔はこっちに来て?」

「えぇ…」


飛翔は帆花に連れてかれた。別にやましいことはない。ただリーンを交換しただけだ。しかしそれだけでは返してもらえなかった。


「飛翔、きつねのおねえじゃあかん?おねえが手取り足取り教えたるさかいさぁ…すでに興奮してるのわかんで?こっちはうちとおんなじ正直者なんやさかいさ。」

「え…えぇ…」


さすがに先輩だから逆らえないのか…そう思っていたら麻依が海美と早苗と昴を連れてこっちに来た。


「ちょっと、姉さん…何してるんですか!?。」

「あ…ほんまにかんにん。飛翔来てくれてうれしすぎてついやってもうた…ちゅうか…来るなら言うてや…」

「私が言える立場じゃないですけど、常識にはとらわれてください!」

「…とりあえず、アレ歌おうか?」

「というか、飛翔さんも演劇部でしたか…だとすればこの歌を待っている人を探せるはずです!」


そう言い、みんなで大森行進曲を歌い始めた。帆花も飛翔も歌うことができたようだ。だが、手がかりは何もわからなかった。しかし、なんやかんやでみんなで仕事の手伝いをすることにした。

花桜梨:マスター!?どこに行くんですか?


由依:ちょっと伏見にね。商売繁盛ならそっちでしょ?


???:私も行こうかな?


由依:ダメですよ。あなたはどちらかというと…神じゃないのかしら?

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