第64話「テスト〜もう一人の“神崎”編〜」
澪:…あの影は飛翔か?
飛翔:…会長でしたか…何の用件で?
澪:テストだろうけど…相当成績がいいんだな…
飛翔:まぁ…かなり簡単なので…
「今日がテスト…今期はこれで最後か…」
色々あったテストももうすぐ終わり、教室はランダムなので今日は高校棟の1階だ。教室に着くと…そこには誰もいなかった。番号を確認すると部屋を間違えていた。まだ時間はあったので急いで教室に向かった。運がいいことに高校棟の2階だったのでそこに駆け込んだ。その教室はあっていたが、やっぱり知らない人ばっかり。ランダムだから仕方ないね。でも学食がないだけでこんなに1日が長くなるものなのか…誰も知ってる人がいない。
「テスト、初め。」
試験監督も知らない人だ…このテスト…難しいな…初めてだ…どうしてだ…もしかして…クラスによって試験内容変わってるな!?でも…できた。さすがに45分はかけすぎたな。どの問題でも解けるようにしよう。
「テスト終わり。」
…こわ。何も言わずに集めるな…うう…怖かった…何もしゃべらないじゃん…みんなピリピリしてる…怖い…
「はい、テストはじめ。」
早すぎない?しかも…この問題も難しいな。やらなければ…え…この問題…無理じゃない?どうして…
「終了。」
ギリギリ解けた!もう疲れたよ…
「テストお疲れ様。結果は明日わかるので来れる時間になったら来ること。」
よし、帰るか。
「…ちょっと待て。あんた飛翔だろ?」
…誰を呼び止めてるんだ?
「あ、やっぱり君が飛翔か。わりぃ、本当は先生に用があってだな。」
「…嘘をつかないで?僕に何の用なの?」
「俺は足立宏。バルバトスだ。言っておくが、あんまりかかわらない方がいいぞ。あの先生が…アレだからな。」
アレってなんだろう…先生に何があったのだろうか…そう考えていると神川さんと魔王様が来た。
「飛翔君、現れたな。」
「君と同じ、“神崎”がね。」
それって…もしかして…でも違う、アイツは…
「気持ちはわかる。でも、飛翔君がやる必要はない。ただ、あいつが厄介だ。」
…怖いな、とりあえず今日はまっすぐ神楽阪に帰りますか…
神楽阪の駅の前、今日は友達に会わなかったな…家に帰るか…
「ただいま~」
…机の上に手紙があった。結花さんの字でこう書いてあった
“飛翔さん、突然いなくなってごめんなさい。少しだけ家を空けます。天使の教会で問題を解決させに行ってきます。大丈夫、この問題が解決したら私は帰ってきます。あなたが少しでも楽できるように冷蔵庫に少しだけ作り置きしておきました。もし悲しいことがあったら梅野のあの場所に来てください。きっとそこに私はいます。”
もしかして…さっき魔王様たちが話していたあの件か…ここまで大ごとになるとは思わなかった…パリーン!
……………え?
初音:知っての通り、本当の神崎が来た。
結花:はい!
魅華子:小金森の近くから反応がありました。この転生による災害危険度、65。
遥希:これは大変だねぇ…しかも、テスト終わった直後だもんね…
初音:皆のもの、いざという攻撃に備えよ。




