第60話「天狗の狂愛」
結花:今日も…学校ですか?
飛翔:うん…そうだけど…
結花:行かないでください…たぶん飛翔さん…
飛翔:そうしたいのはわかるけど…学食の仕事のためなんだ…それと、安静にしていてね。回復が早くてよかったけど、何かあったら守れないから…
“加茂、加茂、ご乗車ありがとうございます。この電車は当駅で区間急行に接続します。”
「よし、今日も学食を作るぞ…!」
「あ、飛翔さん!」
…げ、綾華さん…どうしてここに…
「飛翔さん、あなたは命を狙われています。私についてきてください。」
「え、いやです。」
「なんでですか…私の言うことを聞いてください…」
聞くわけないだろ、そりゃ、うわなにをするやめr
「いったい…何をしたいんだ…」
「飛翔さんを私のものにするために…ね?」
「やめるんだ…やめるんだ…!」
さすがに交渉が聞かない…となると逃げるしかないのか…よし、逃げる!
「飛翔さん…逃げないでください…!なんで逃げるんですか!ねぇ…あの女より私の方がいいですよね?」
あたりまえだろ!危害を加える人はごめんだよ!落ち着いて!
「おはよう!飛翔ぅぅぅぅぅ!…ったく、誰よ、こんな迷惑行為をするのは!」
「この風…あの子だね。」
よし、逃げ切れる。…まいた。よし、これでいけr
「飛翔さん、逃げ切れたらしいですね。ふふふ、おめでとうございます。ご褒美に…私のキスを…」
…え。
「ひ―くんがかわいそうだよ。」
「あんたは飛翔にふさわしくない。」
「大体、飛翔さんが困っているの…わかりませんか?」
みんな…
「飛翔さんはそんなの望んでないです。」
「…うるさい。飛翔は私の物です。これは変わらない運命なんです。ほら、一緒に行きましょう?」
パンッ…と頬を叩くと綾華は倒れ込んだ。それと同時に廊下に乾いた音が響いた。
「いい加減にしてくれないか?結花さんを傷つけてまでやることだったのか?僕は君みたいに独占しようとする人、嫌いだよ。」
言った、決まった、でも綾華さんは…喜んでいる!?
「嘘ですよね。だって、目が大好きって言ってるんですよ!?」
みんなはそれについて一斉に否定している。僕は疑われるので何も言わないが。あ…初音さんと結花さんが来た。
「やぁ、飛翔。今は結花のリハビリに付き合っているんだ。まぁぶっちゃけ空が断ったから2人なんだけどさ。ところで、こいつだよな。結花を傷つけたの。3chの有名な人だな。見たことはある。」
…あ、初音さんがキレて手からビーム出したわ。…綾華さんはすぐ気絶した。だってこのビーム…強いもん。
「さて、飛翔、命令だ。明日梅野に行きなさい。天使協会が呼んでいる。まぁ、私が天使長だがな。結花も一緒に連れてくるように。大丈夫、悪い話ではない。むしろいい話だ。」
こんなことあるんだ…もう秋だからね。気づけばもう夕方だ。明日は強制なのかなぁ…
「飛翔さん、明日一緒にきれいな夕陽を見に行きましょう?」
飛翔:綺麗な夕陽…梅野にそんな場所あったっけ…
空:飛翔?明日なんかあるの?
結花:空さん?明日来ないって言ってたでしょ?
空:…( ´・ω・`)




