表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ただの日常、時々ご飯。  作者: モリガン
本編③
61/104

第54話「ブン屋の裏の顔」

飛翔:ヤス!どうしてここに?


康隆:出番がなくてさ…それにしても料理サークルの面子と仲良いじゃないか。


飛翔:羨ましいの?


康隆:実は…俺、彼女できちゃったんだ…


飛翔:え?僕も。


「飛翔さん、おはようございますわ。」


結花さん…朝から急にどうした…って、なんで抱き着いてきたんだよ…そんな心配しなくても…


「昨日…何をしたかわからないんですか?ヒントは…そんな破廉恥なことじゃないですよ…」


やべ、抱いたって言おうとしたけど、違うんだ…


「…昨日…他の女とくっついてたでしょう。まったく…わたくし以外とくっつかないでほしいですわ…」


あ…もしやポスター貼りのところ見られた…だとしたら心外だな…


「あの変人…本当に許さないですわ…あの人の頭を…」


あ、早苗さんの方か。


「あ、学食の人たちと一緒にいる分には別に怒りませんわ。それにあのヘスティアは関係ないですわ。…わたくしは対決の時、本当は用意したものを準備していたのですわ。でも…誰かに最後すり替えられてしまって…犯人はわかっているんです。」


…あ、やっぱりそうだよね…犯人は…もしや…?


「犯人はあの新聞屋ですわ。しかも、雪ちゃんの料理もさくらちゃんの料理もあの子が変えましたわ。」


…料理対決の午前の部のどこか不自然な理由は…そういうことだったのか…ちょっとこれ面接できるのか…と思いながら二人で学校に行くことにした。


学校に着くとすぐに学食で書類の選考を行った。今日は学食のメニューを絞ったため下準備が終わり、調理と配膳も4~6人でいいため僕は書類の方を優先した。


ほう…結構楽しいことになりそうだ…と思っていたが、書類の振り分けもすぐに終わってしまった。


「…今日はこれで終わりか…」


遅く着いたのはいいが、早く帰るのもなぁ…そうだ、どこか途中下車しようかな。


‐飛翔移動中‐


「ここが羽嶋…」


ここら辺は急行線と緩行線が分かれるいわゆる複々線の区間だ。その中の小駅の一つである羽嶋駅、他の駅と比べて何もない。高内の激安スーパーも、大白井や川石のような思い出も…何もない。ここを探索することにしよう…


東口には公園と住宅街しかない。公園といっても街の児童遊園程度の大きさだ。地図で探しても飲食店は見つからない。何もないので西口に行くことにした。


西口には…何もない。いや、本当に何もないんだ。特にショッピングモールができるわけでもなく、ただ家が広がっているだけだった。どうやらこの近くにある飯屋は高内駅の近くだそうだ。腹が減ったまま普通に神楽阪に戻った。神楽阪の駅前の喫茶メメントモリに行くと、今日も光ちゃんが全力で仕事をしていた。


「いらっしゃいませ!今日はブロッコリーのペペロンチーノがおすすめだよ!」


それを一つ頂こう。すぐに来るとめちゃくちゃおいしかった。満足していると光ちゃんが横にいた。


「飛翔さん♪明日はよろしくお願いします♪」


そうだよね…よろしくね。

康隆:まじで!?ていうか…明日面接だったのかよ…


飛翔:ごめんな!遊びに行けないんだよ!


康隆:いや、彼女も面接でさ。


飛翔:もしかして…うちの大学に!?


康隆:いや…他大学の生協に…

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ