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ただの日常、時々ご飯。  作者: モリガン
本編②
58/104

第51話「学食バトル(後編)」

雪:…もしかしたら来るかも!


涼:…やっぱり来ましたね。


初音:…飛翔!危ない!


飛翔:…え?


「さぁ…学食はおろかすべてを破壊する…!」


みんな…起きて!…起きてよ!…起きてよ…ダメか…みんな起きない…


「私が吸収した能力で…みんなを夢で〇す。〇しつくす…!いまはみんな夢のなかだ…!」


僕もみんなを守れない…か…


「しっかりしなさい。まだ終わってないわよ。」

「飛翔、私たちが来たぞ。」

「お疲れ様。飛翔。」

「それじゃ、いっちょやってみよう!」


由依さん…生徒会のみんな…


「あまり強くはないけど、夢に入って干渉できるはずよ!」

「美春、あなたはもうここに入ってはいけない。どうして…?」

「こんな学食…ぶっ壊してやる!もう私を止められない!」

「そう…ですか…」

「まずい!怒らせちゃったよ。」

「美春さん、それと仲間たち。君たちは取り返しのつかないことをしました。覚悟してください。」


…薄れゆく意識の中、ゆりねさんが静かに狂戦士(バーサーカー)となった。


目が覚めると、病室にいた。みんな致命傷程度で済んでよかった。ただ…あのあと天使長からお話があった。


「飛翔、あなたの本当の能力を伝えなくてはならなくなったわ。聞きたい?」


聞くしかないだろう…さすがにあの適当で覚えられない能力ではないと思った。


「あなたの本当の能力は…料理でみんなを笑顔にするという能力よ。」


やっぱり。だから食べた人みんなが笑顔になっていたのか。それか色々な報告があった。美春が能力を制限した上で退学させたこと、魔王が学食をつぶしたこと、僕の天使の役職が少し上がったこと、そしてもう一人の神崎のことだ…まって、もう一人の神崎より学食の方が大事だろ。魔王に話す用事ができた。気が付けば、学長の部屋に来た。


「失礼します。神崎飛翔です。」

「君が神崎君か。久しぶりだな。さて、話したいこととは。」

「…なぜ学食をつぶしたんですか?」

「あ、え?」

「だからなぜ学食つぶしたのですか?」

「…あの…実は高校と大学の中間地点に移動しただけだぞ?あそこは戦争で灰になったからもう再建する予定はないだけだよ?よければ石碑でも作る?」

「なら良かったです…石碑はいらないです。それと…」

「なんだ?」

「…小海速人について。」

「…あの犯罪者か。何も決めずに人間として転生しやがって…私がこの世界を創ったのだが、転生者には何かしらの使命と能力、それに属性を決めている。それは外に出ればすぐに決まる。なのにあの犯罪者ひきこもりは…」

「ええ…!?」

「ああ、それと、飛翔は天使になったんだな。だからといって何もないのだが。これからも頑張ってくれ。」


…そういえば頭痛くないや!あの時は何だったんだろう!…魔王の言うとおり、頑張ろう。学食移転らしいし。

初音:あの時は飛翔が暴れそうだったから嘘をついたんだ。


空:暴れちゃダメなんだけどなぁ…仕方ないよね。あんなことされたら。


結花:少しだけ、空が丸くなった気がしますわ。


初音:まぁ、引きこもりはじめちゃったけどね。

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